日豪、対中姿勢に微妙な「ズレ」
TPP加盟議論へ、各国駆け引き
10/10(火) 13:00配信/朝日新聞電子版
西村康稔経済産業相は8日、訪問先のオーストラリアでファレル貿易・観光相と会談し、環太平洋経済連携協定(TPP)について高い基準のルール順守を維持することで一致した。経済や安全保障で協力を強めてきた両国の間には、対中姿勢で微妙なズレも生まれている。中国のTPP加盟交渉が控える中、日豪の立場がカギを握りそうだ。
「TPPについては率直な意見交換を行った。私は日本と豪州の立場は完全に一致していると思う」
メルボルンでの日程を終えて記者会見に臨んだ西村氏は、こう強調した。
2017年にトランプ政権下の米国が離脱し11カ国で発足したTPPは、今年7月に英国の加盟が決まった。中国、台湾、エクアドル、コスタリカ、ウルグアイ、ウクライナが加盟を申請している。
西村氏は名指しは避けつつ、「協定の高いレベルを完全に満たすことができるかどうかを見極める必要がある。経済的威圧のような不当な制限は、協定の目的に反する」と述べ、世界2位
の経済大国であることを背景に関税引き上げなどの圧力を加える中国を強く牽制(けんせい)した。
コメント総数;26件
一、どこがずれてるのかいっさい書かれていない記事
まあどうずれていようが、中国は政治体制的にTPPの加盟要件を満たしていないのだから承認とか以前の問題です
そのことは中国自身も分かっているはずです
それを踏まえたうえで加盟申請をしているのは、単純に台湾加盟阻止のための妨害工作にすぎません
二、さすがは反日朝日新聞
悪意のある記事ですね。対中国に微妙な「ズレ」と言うならそのズレを指摘した上での
掲載でなければならないはずですが
この記事のどこにも具体的なズレに関する指摘記事はありません。日豪の中に楔を打ち込んで仲違いさせてやろうと言う趣旨の世論誘導以外の何者でも無いと言わざるを得ません。希望的観測による世論誘導記事の一言に尽きると思います。
三、この記事は、タイトルと本文には微妙ではない「ズレ」が生じているようだ。
******************************
コメント「三」を読んだ瞬間、笑いが止まらなくなってしまった。閲覧者に揶揄されるとは天下の朝日新聞も落ちぶれたものである。なるほど、見出しと本文が大きく乖離したとんでもないデマ記事である。〝日豪、対中姿勢に微妙な「ズレ」″との見出しに対し、日本側西村経産相の「日豪の立場は完全一致」とするコメントがあるだけで、両国間の微妙なズレなど何処にもない。また、〝TPP加盟議論へ、各国駆け引き″とあるが、記事は日豪担当相が会談したというだけで、日豪以外の関係者は誰も登場しない。
つまり、日豪担当相会談にかこつけて、記者の妄想を記事にしただけの、凡そ報道とは呼べない支離滅裂な文面としか言いようがない。こうした類を俗に「フェイクニュース」若しくは「政治プロパガンダ」といって警戒すべき情報攪乱策の一つである。
*ご参考*CPTPP加盟12か国(2023年10月現在)
日本・メキシコ・シンガポール・ニュージーランド・カナダ・豪州・ベトナム・ペルー・マレーシア・チリ・ブルネイ・英国
新規加盟には加盟国全会一致の承認を要する(一国でも反対があれば否認)
なお、個人的には戦時中の大東亜共栄圏構想の現代版がCPTPPだと思っている。
参加国;
大日本帝国・中華民国汪兆銘南京政府(現中国)・満州国(現中国)・フィリピン・ビルマ(現ミャンマー)・タイ・自由インド(現インド・パキスタン・バングラディッシュ・スリランカ)
註)英領マラヤ(現シンガポール・マレーシア・ブルネイ)・蘭領東インド(現インドネシア)は日本軍占領下のため除外、仏領インドシナ(現ベトナム・ラオス・カンボジア)は宗主国フランス(ヴィシー政権)と日本が友好関係にあって不参加。
コメント