管理人の日記

チェンマイ暮らし八日目

　午前９時半頃、飛行機写真をFryTeamに投稿するため、カメラ片手にレンタル車（子供自転車）でチェンマイ空港へ。TESCO-Lotusの近くに、絶好の撮影場所があることを事前に調べておいた。逗留先マンションから空港まで約４㎞、タクシーで１０分、自転車で２０分、徒歩５５分である。

　やおら撮影しようとカメラを構えていたら、監視塔みたいなところから空港職員が出てきて「ไม่ใด้（ダメ）」と言う。言われてみればチェンマイ空港は、タイ空軍との併用で、ベースキャンプもある。特に共産圏などでは空港周辺が撮影禁止になっていることが多い。軍事的な理由からだろう。しかし、空港ビルから搭乗客として撮影する分まで咎められることはまずない。癪に障るから、空港南側バス駐車場付近からこっそり一枚撮ってやった。

タイ・ライオンエアSL506便
DMK（バンコックドムアン空港）発
B737-800（機体記号；HS-LUO）
2016年2月就航
タイ国外の空港では、シンガポールチャンギ、台湾桃園のほか福岡にもやって来たことがあるらしい。

チェンマイ国際空港（CNX）

　レーダーが回っている辺りから撮ろうとしたら制止された。じゃあ、このビデオはいったい何なのか、と詰問してやりたい。おそらく三脚を立てて、本格的な装備で撮影されたものと思われる。

　帰りにまたぞろリムピンスーパーNIMCITY店に寄って、食糧を買い込んだ。

リムピンスーパーNIMCITY店での価格調査

　当然、撮影許可を得てのことだろうが、日本ならこの手（価格調査）の撮影は断られると思うけど、意外とおおらかなんですね。価格勝負なら、トップスーパーなどの同業他社のほうが断然廉い。リムピンの“売り”は高級（高品質）食材の品揃えが豊富なことだろう。特に和食材は充実している。店員の教育や商品陳列方法など日本のスーパーに学んだと思われるフシが多分に窺える。

 

またまたチェンマイです。

　今朝七時頃家を出て、午後七時半（日本時間２１：３０）にチェンマイの常宿マンションに到着しました。

　ちょうど朝の通勤通学ラッシュと重なって、結構混雑する。こんなこともあろうかと、一昨日下見をしておいた。それによると、乗車駅の京王新線初台では、京王線からの直通電車が混雑著しい。加えて笹塚始発電車であれ短い8両編成は混む。混雑時間帯は午前7時半～午前8時半頃がぴーく。よって、到着が予定より少し早くなるが7時半前の電車を選んで乗車することに。

　午前9時頃、成田空港到着。早着のせいもあろうが、タイ国際航空のチェックインカウンターはガラガラ。おかげで余裕を以て搭乗することに。ANAショップで免税メビウス１０の100㎜（￥3100-）を購入、ANAカードを提示すると1割引とかで実際に支払った金額は、￥2790-だった。

　TG６４１便A330（機体記号；HS-TBC）は、当初フルフラット仕様機の予定だったが、従来型機に機種変更。尤も、機材自体はこちらのほうが新しい（2012年4月就航）。昼間移動だし、睡眠が最重要でもないので却って好都合。出発は定刻通り１０：５０なるも、空港混雑のため実際の離陸は１１：２７にズレこんだ。

　お楽しみの機内食は、タイ料理、洋食、和食の三択。和食はホテルオークラと提携しているとかで迷わず和食を選択。一流ホテルの名に恥じない素晴らしい味だった。ただ、和食と言っても、ココナツミルクを使用した料理もあって、そこが鯛の航空会社らしい。

　バンコック・スワンﾅプーム空港も、交通混雑により暫し空中旋回。定刻より約３０分遅れの15:47にランディング。今年2月から国際線コンコースにも喫煙所がなくなったため、好例の喫煙所巡りはなし。覚悟してたせいか、思ったほどのタバコ依存症状は出なかった。

　ここでタイ国内線に乗り換える。搭乗機TG１１６便はB772（機体記号；HS-TJV）。2007年6月就航のベテラン機。さすがに機内はだいぶくたびれてきている。機内食は、茶そばもどきの緑色焼きそばとつみれもどきの肉団子セット一択。外見はともかく、案外と美味しかった。

　出発が遅れたせいもあって、チェンマイ空港には定刻より20分遅れの18:50到着。常宿マンションに空港タクシーで着いたのは午後7時半頃だった。

チェンマイの街角 １

 

　今日は、借り受けた自転車を使ってチェンマイ市の東南方面へ遠出した。本来の目的は音楽メディア購入のため、チェンマイ最大の品揃えを誇るティッパーネットエンタープライズさんに立ち寄ること。著作権事情がどうなっているのか知らないが、タイ国内主要レコード社が挙ってYouTube公式チャンネルを保有しており、最新曲から懐メロまで概ねフルコーラスで垂れ流す始末。無論のこと、ダウンロードフリーだから、そもそも音楽メディアを買う必要はないのだが、ついクセになってるもんで・・・。逗留先から目的地まで約３㎞弱、歩くと小半時ほどかかる。今回、オンボロの自転車を借りたので、カメラ（LUMIX M5）をぶら下げて廻りの風景を撮ってみました。腕は悪いけど、雰囲気をお楽しみ下さい。

　コースは、右地図（クリックで拡大）の如し。チェンマイ旧市街（お堀内）の南部を東から西へ進む格好になります。勝手知ったる経路ゆゑ、狭い路地裏をスイスイ進む。市街地の大通りよりこのほうが地元民の生活を垣間見ることが出来るから興味深い。途中、日章旗とタイ国旗のエンブレムが刻まれた建物傍を通過したが詳細は不明、地図にも載っていない。

逗留先からティッパーネット市場内CD店まで

　ここでMP3を５点購入合計฿468-（≒￥1,638-）。日本ならＣＤ一枚分にもならないほど廉い。最近ではＵＳＢメモリータイプのＭＰ3も増えている。近くのハイヤー地区無名公園で一服。 今度はここからリムピンスーパーNIMCITY店に向かう。第１号店は行き付けのピン川沿いナワラット店だが、市中心部に近いこちらのほうが売り場面積が広く品揃えも随一である。コースは右地図のとおり、大動脈の一つティッパーネット通りを少し南下するかたちになる。正面の高速道路（無料）向こう側がエアポートプラザ。ロビンソンデパートのほか、ＴＯＰスーパー（リムピンより廉い）、山崎製パン、８番ラーメン（本社；石川県）などがテナントとして入っている。

ハイヤー地区公園からリムピンスーパーNIMCITY店まで

　同じ経路だと能がないので、帰りは別ルートを行く。コースは右地図のとおり。この経路は、空港から逗留先マンションへ向かうタクシーが使う一般的な経路である。このほうがやや遠回りになるが、タクシーは路地裏まで入れませんからね。

リムピンスーパーNIMCITY店から逗留先マンションまで

 

懐かしのカメラ

　我が趣味として、旅行や音楽鑑賞のほかに、カメラ（写真･ビデオ・８ミリフィルム等）がある。とにかく子供の頃から機械弄りが好きで、仕組（内部構造）に莫大な興味があった。時計やラヂオ、果ては妹のお喋り人形まで分解しては修復できず、いつも壊していた。まぁ、理数系学科が赤点だらけだったわけだから、当り前である。

　カメラも趣味には違いないが、オーディオほどの凝り性ではない。小学生時分、親におもちゃのカメラ（ピンぼけでもいちおう写る）を買って貰ったのがきっかけ。今でもその写真がアルバムに貼付されている。大学時代は「視聴覚実習」が必須科目だったこともあり、写真現像から16ミリ映写技術まで一通り教わった。

　それで最初に買ったカメラが、名機の誉れも高い一眼レフカメラ・アサヒペンタックスSP（スポットマチック）。撮った写真はDPE（写真店）に出すことなく、もちろん自ら現像した。ただし、自宅に現像設備などないので、大学内の現像室および備品をちゃっかり拝借していた。

アサヒペンタックスSP（昭和39年）

　懐かしいなぁ、“ペンタックスおじさん”。このCMに釣られて買ったわけじゃありません。

アサヒペンタックスSP（昭和40年代）

　こちらのCMは、三本とも記憶にないなぁ。カラー映像だし、おそらく昭和40年代後半のCMなのだろう。その頃は新入社員のペエペエだったから、仕事に追われてテレビを視る余裕などなかった。

　我が愛機の活躍期は、昭和40年代まで。登山が好きで山歩きには必ず携行した。一眼レフ中当時の最軽量カメラで結構重宝だった。55ミリ標準に加え、200ミリ望遠レンズも抱えて。この頃、ズームレンズがあったかどうか知らないが、たとえあったとしても高価で買えなかった。なお、ペンタックスのマウントは独特で、スクリュー（ねじ込み）式。カシャッというシャッター音とその際のミラー反転振動が手に伝わってきて、メカ好きには堪りませんでしたね。

　昭和50年代に入ると、昭和52年夏に組合のハワイ旅行で初めて外国へ出たが、記録映画の監督を仰せつかり、エルモの8ミリカメラを買う（自費）ハメに。8ミリの場合、撮るより編集するほうが愉しかった。本物の映画監督になった気分。8ミリカメラは時代の流れに抗しきれず、すぐビデオカメラに取って代わられた。

　そこで、海外旅行のお供はビデオカメラと相成ったわけ。最初がビクターのGR-C1（VHS-Cムービーカメラ）。

ビクター ＧＲ-Ｃ１（VHS-Cムービーカメラ）

　YouTube動画は新品同様みたいだけど、我が愛機は酷使したためボロボロ。いちおう動くと思うが・・・。これで撮った中国・台湾旅行（1980年代）の映像は、後年デジタル化してDVDメディアに移し替えてある。その後、S-VHSカメラを経てソニーのHi8やDVに買い換えた。写真カメラのほうは、勤め先の系列企業だったキャノンのAPSカメラIXYを愛用していた。それも今世紀に入って三菱系と合併したため、現有コンデジはニコンのP330。

　液晶モニターが付いてる分、最近のデジタルカメラ（含；デジタルビデオカメラ）はファインダーがないんですね。それをミラーレスというらしい。上記P330も、カメラにファインダーは付き物と思い込んで買っただけに、ファインダーレスには面食らってしまった。ファインダーを覗きながら撮るのに慣れた世代としては、ファインダーがないと不安で仕方がないのですよ。

　そんなわけで、目下ファインダー付デジタル一眼レフを物色中。狙いはニコン1V3の後継機種。来春発売の予定とか。

各社デジタル一眼レフ（含；ミラーレス）カメラCM

　どうでもいいけど最近のデジタルカメラは、昔の角ばったメカニカルな風貌が、だんだん女性的な流線型になってきてるようですね。カメラは「男のアイテム」。女性向けがあってもいいけど、どれもこれも女性的になったんじゃ、なんだかなぁって感じですな。

 

帰京しました

 

　宿泊先ホテルを午前10時過ぎにチェックアウトし、帰路に就いた。しかし、ここから空港に辿り着くまでがえらく遠い。大分～羽田間の飛行時間が一時間強なのに対し、大分市内からの空港行きバスは、ほぼそれと同じ時間を要する。大分在住だった子供時分は、現在の大洲総合運動公園にあったから、歩いて行けたのに。今は国東半島へ移転してしまい、大分市内からは不便なことこの上ない。

　1957年（昭和32年）、航空管制官だった父が大分空港開港に伴い福岡板付空港から当地へ転勤になったため、家族ともども引っ越してきた次第。戦中は第十二海軍大分航空隊基地だったところ。ゆゑに、我ら当時の子供は「大分空港」や「大分飛行場」でなく、単に「航空隊」と呼んでいた。また終戦時、宇垣海軍中将らが“最後の特攻”へ飛び立った基地としても有名。

　当該航空隊基地往時の様子は、大分市内予科練資料館に全景写真などが展示されている。なお一昨日、小学校時代の旧友たちに聞かされて初めて知ったが、終戦から昭和32年に返還（大分空港開港）されるまで、アメリカ進駐軍に徴用されていたらしい。

＊ご参考＊

旧大分空港（讀賣新聞大分版）

　さて、現大分空港に着いたところで送迎デッキから拙い写真を撮ってみました。

　1.午前11時30分発成田行GK600便
　（機体記号；JA13JJ）

 

 

　2.午後12時35分発羽田行JL1786便
　（機体記号；JA325J）

 

 

　3.午後12時50分発羽田行NH196便（我が搭乗機）
　（機体記号；JA8357）

 

 

　デッキ転落防止用の線にフォーカスされてしまい、ピンぼけですなぁ。

　マイレージ稼ぎのため、帰りはプレミアムクラス（国際線のビジネスクラス相当）を驕ってみた。日本国内線で機内食の饗応を受けるのは今度が二回目（前回は昨年暮れの羽田～福岡間）。筍ご飯が実に美味かった。

　そんなところです。