本日(27日)夕方から、またぞろ大分へ来ています。午後になって新宿の自宅を発ち、電車を乗り継いで羽田空港へ。ANA便名(NH3793)で予約したのだが、実際は機材・乗務員ともにソラシドエア(スカイネットアジア航空)が運航するコードシェア便である。関係ないけどこの会社のシンボルマークがどことなくウチの会社バッジ(と言っても最早現役ではないが)に似ていて妙な親近感がある。
搭乗機(機体記号;JA802X)は、ゆるキャラ「くまモン」塗装が施されていた。この会社、本社が九州宮崎のせいか、九州地区重点密着型の経営戦略があるようで、地方の独自性が失われつつある今日、時流に逆らうかのような発想がむしろ注目されているらしいから、何とも痛快ではないか。
もう一つの特徴は、女性を意識したコンセプトになっている点。機内には女性優先トイレがあるし、「ソラ女子」なるキャンペーンも張っているとか。そのため、日系大手二社と比べて、圧倒的に女性客が多い気がした。かように過剰とも思える女性サービスなるも、和やかで落ち着いた機内ゆゑに、男どもを決して不快にさせないところが偉い。
それにしても、大分は寒いですなぁ。東京は春を思わせるぽかぽか陽気だったのに。
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さて、話し変わって悪いことは重なるものだ。先日、ノートPCで使用していたゼンハイザーIE80米国Song'sAudio社製NightStalker)がつひに断線してしまった。時を経ずして今度は、ウォークマンA-16で使用するウェストンWST-W40の交換ケーブル(米国SunCable社製AncientLegacy)も断線、というより左耳側接続部がもげた。日がな“寝ホン”しているため、過度の負荷がかかったのだろう。
そんなわけで、両方ともケーブルを買い換えた。高価な物は、今回のように断線したら勿体ないから、リーズナブルなヤツに決めた。ゼンハイザー用NOBUNAGA TR-IE2、シュアー・ウェストン用同TR-SE2の二品。ブランド名から想像するに「国産品」か。ケーブルが柔らかくて取り回しが容易。肝腎の「音」も、断線した高価な「舶来品」に比肩する。尤も、「ハイレゾ」を聞き分けできない“耳”ですけどね。
今回、ケーブル交換より、イヤーチップのほうが数倍音色に影響することを発見。シュアー・ウェストン用にはシュアーSE535LTD付属の黄色い耳栓みたいなヤツ。ゼンハイザー用にはモンスターケーブル・スーパーチップ・ジェル型Sサイズが自分にはぴったり。ウェストンW40を買って以来、長らくSE535LTDは放かってあったが、この黄色の耳栓タイプにしたところなかなか捨て難い。今では、気分の乗ったときに愛用している。
*比較試聴曲*
ファリャ《三角帽子》全曲(1961年録音)
エルネスト・アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団
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