たばこの買い置きが心細くなり、最寄りのセブンイレブンでマールボロを1カートン補充したのだが、またも値上がりしていた。6月(半年前)のときは1カートン780฿だったのに、900฿(≒¥2,430-)もとられた。それでも、来るとき羽田空港で買った免税品のマールボロが¥2,800-だったから、それより廉いことになる。まさか偽造たばこじゃあるまいし、タイの税制はいったいどうなっているのだろう。
タイへ免税で持ち込めるたばこ量は成人一人1カートンのみ。聞くところに依ると、これを超えて持ち込もうとした日本人客(複数)が、タイの空港税関に捕まり、莫大な罰金を払わされたとか。日本外務省の海外安全情報に載っていた。上述のごとく、免税品よりタイ国内で普通に買うほうが廉いにもかかわらず、とんだ骨折り損の草臥れ儲けといった話でした。
さて、昨日買った音楽メディアの論評を加えてみよう。前稿のリストとは順番が逆になりますが、まずはMP3の4枚中RSのほうから。
8 RS 5 วงดนตรีที่คิดถึง(Best Retro Band)は、10月7日付忘失せしタイポップスのCDを意識して購入しました。タイトルどおり'80~'90年代に活躍したバンドによるコンピレーションアルバム。写真左からฟรุ๊ตตี้(フルーティ)、บรั่นดี(ブランデー)、คีรีบูน(キリブーン)、เรนโบว์(レインボー)、ซิกซ์เซ็นซ์(シックス・センス)の5組。バンドといっても写真が示すとおり、ボーカリストはそれぞれに一人だけ。そのためか、バンド名がそのまま歌手名といっても差し支えないネーミングになっている。
失ったCDのうち、レインボーが歌う“3001”のอยากให้รู้ใจ(やーく・はい・るー・ちゃい)の一曲しかなかったものの、聴き憶えのある曲も含まれていることから、ひょっとして件のCDにあったがMP3化してなかった分かもしれません。兎に角、いずれも「あの頃」が偲ばれるサウンドに大満足です。ただし、50曲も入っているうえに曲調が似かよっていて、退屈であることも事実。
このアルバムから一曲聴いてみましょう。いつも同じ顔ぶればかりでは芸がないので、初めて聴くブランデーさんは如何(映像付)。
ดั่งนกเจ็บ(傷ついた鳥のよう) by บรั่นดี(ブランデー)
曲調からしてタイのオリジナル曲ではなさそうですが、原曲が何なのかは見当がつきません。そんなわけで、いろんな人が歌ってます。
ฝน ธนสุนทร (フォン・タナスントン)版
ไก่ พรรณนิภา(カイ・パンニパー)版(←チェンマイ出身)
う~む、男性歌手より女性が歌ったほうがサマになりますね。どうやら女性向きの歌のようです。フォンさん盤が急に欲しくなった。
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