第五學年用第一〇課「日光山」
一、二荒(ふたら)の山下(やました)、木深(こぶか)き所(ところ)、
大谷(だいや)の奔流(ほんりう)岩打(いはう)つほとり、
金銀(きんぎん)・珠玉(しゆぎよく)をちりばめなして、
終日(ひねもす)見(み)れども厭(あ)かざる宮居(みやゐ)。
二、浮彫(うきぼり)・毛彫(けぼり)の柱(はしら)に、桁(けた)に、
振(ふ)るひし鑿(のみ)の技(て)、巧(たくみ)をきはめ、
丹靑(たんせい)まばゆき格天井(がうてんじやう)に、
心(こころ)をこめたる繪筆(ゑふで)ぞ匂(にほ)ふ。
三、美術(びじゆつ)の光(ひかり)の輝(かがや)く此(こ)の地(ち)、
山皆綠(やまみなみどり)に、水(みづ)また淸(きよ)く、
樂園(らくゑん)日本(にほん)の妙(たへ)なる花(はな)と、
外國人(とつくにびと)さへめづるも宜(うべ)ぞ。
これも日本の名勝を歌った唱歌で、好きな曲です。歌い出しから、故名越二荒之助先生を思い出します。
「日光を見ずして、結構と言うな。」という言葉がありますが、三十年ほど前、会社の慰安旅行で一度だけしか行ったことがありません。そのときは、貸切バスや旅館でチンチロリンに熱中していたため、見学場所はよく憶えていませんね。日光を見た内には入りませんでしょうか。とほほ。。。
ありがとうございました。
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