「教育基本法改正案」が成立したようです。内容に不満は残るし、これを以て教育問題がすべて解決するとも思いませんが、「金科玉条」としてきたものに風穴が開いたのは、よいきっかけになると期待します。
さて、「チャンネル桜」の協賛広告で、ふと気づいた言葉です。
家族の為に汗を流し
友の為に涙を流す
国の為には血を流す。
広告主の独創か、何かの流用かは知りませんが、よい言葉です。
つらつら考えてみますと、現代人は、総じて「汗」「涙」「血」ともに流すことを厭うているように思えます。心のどこかに、「感情」を悪として否定する潜在意識があるのでしょうか。
人々は、汗を流し、涙を流し、血を流しながら一生懸命に生きている姿に感動します。私の場合、昔の映画に比べ、現代作品を見る気がしないのは、この三要素が抜け落ちているからです。気の抜けた映画は、一切興味なし!!
かつて、冷酷な人のことを「血も涙もない」と表現しました。すると、現代人は「冷酷な人間」を目指しているのでしょうか。そんなのは、明らかに間違っていると思います。このことに、早く気づくべきです。そして、
家族の為に汗を流し、
友の為に涙を流し、
国の為には血を流しましょう!!
2006年12月15日(金)の記事
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