「日本人は人類の文明の最高レベル」FIFAが投稿した
W杯「日本人の品格」4場面に世界中が絶賛!
「日本人は私たちの心を勝ち取った」など、感激の声が続々!
12/7(水) 11:21配信/サッカー批評WEB版
現在、カタールで行われているワールドカップ。現地時間の12月7日に行われた2試合でスペイン代表とポルトガル代表が勝利し、ついにベスト8が出そろった。
サッカー日本代表は惜しくもベスト16で敗退。12月5日に行われたクロアチアとの試合でPK戦まで持ち込んだものの、ここで屈してしまっていた。
思い起こせば、このW杯は日本人にとって話題の多い大会だった。初戦でドイツを、3戦目でスペインを破ってグループリーグを首位通過。優勝候補の一角であるドイツが敗退するというニュースを世界に放っただけでなく、ゴールラインにボールを“1ミリ”だけ残した奇跡の折り返しのほか、サポーターの献身的な姿も注目された。
FIFAは、公式ツイッターにそんな「日本」の印象的な4場面の写真を投稿すると同時に、「ピッチの内外で品格を示した。大会での彼らの旅は終わったかもしれないが、サムライブルーの選手、スタッフ、ファンは確実にカタールワールドカップに足跡を残した」のメッセージを送った。
その4場面とは、森保一監督がクロアチア戦後にピッチに出てきて深々とお辞儀をした場面、ピッチで戦う選手の姿、試合後の観客席でゴミ拾いをするサポーター、そして、ロッカールームに残した折り鶴だ。ピッチの中の品格、そして、ピッチの外の品格に、FIFAは敬意を示した。
■「日本人は人類の文明の最高レベル」
日本人サポーターがスタジアムを自主的にきれいにする姿は世界中に衝撃を与え、選手やスタッフがロッカールームをきれいに使い、さらに、感謝の折り鶴を置いて去る姿は、やはり感動をもたらした。この投稿には、英語やアラブ語などさまざまな言語で称賛と絶賛のコメントが寄せられている。
「日本にもう一度ワールドカップを開催するチャンスを与えるべきだ」
「日本はこのW杯に希望を与えた」
「日本人は人類の文明の最高レベル」
「今大会で最も優れたチームの一つ」
「日本人に敬意を表します。日本人は私たちの心を勝ち取った。FIFAはW杯終了時に日本のフェアプレーを表彰してください。彼らは完全にそれに値します。」
「とてもクール」
「日本は偉大だ」
さらに日本語でも、同じ日本人として誇りに思うコメントがやはり続々と上げられている。
「誇りに思います! 次のワールドカップではサポーターとして現地参戦して、この一員になりたい」
「日本人であることを誇りに思う。カッコイイとはこういうことだろ」
「素晴らしいチーム!応援できて良かった…」
「これも...泣ける」
「堂々と胸はって帰ってきて」
「こう評価いただいてる事が嬉しく感じた」
「ピッチの中で外で、彼らは品格を見せた。トーナメントでの旅は終わったのかもしれない。けど、サムライブルー、スタッフ、ファン達は、間違いなくカタール大会に足跡を残した」
日本代表は目標とするベスト8に手が届かなかったが、この大会に足跡を残すことはできた。そして次回大会でこそ、新しい景色を目に焼き付ける。
コメント総数;252件
一、日本は島国ならではの特殊な文化で、時に生きづらさを感じる閉鎖的な部分があるのは間違いないけど、国民の多くは温和で文化的、知的水準も高く、治安も良い。正常も経済も、世界の中では高いレベルで安定している。日本に住んで日本しか知らない日本人が多いから仕方がないけど、これって結構素晴らしい事。世界では当たり前のことでは無い、と海外で長く生活していた兄が言っていました。
ロッカーを綺麗に使う事、ルールを守るフェアプレイの精神、そしてサポーターに感謝を伝える事。
日本で起きている当たり前が、世界では当たり前ではないんだと、改めて実感しました。
少子高齢化だし、経済は長期に停滞してる。将来に悲観的な人も多いだろう。でも、それでも、日本の持っている「質」は代えがたい魅力があるし、自分は日本を誇りに思う。
二、三戦全敗の可能性すら囁かれていた前評判を思い出すと、結果本来の目標は達成出来なかったもののニ度にわたるサプライズ、それも間に一度落胆させてからのジェットコースター状態で劇的な予選突破を披露してからの最後はPK戦までもつれる激闘…
勝敗に関わらず各試合の後にはロッカーと応援席の清掃で賞賛……
個人的な総括として今大会の日本代表は実績だけで見るとやはり悔しさは残ったが、サプライズで世界を驚かせファンにとっても誇りを感じさせてくれた記憶に残したいチームだったと思います。
同じファンとして肩を並べるのは失礼でしょうが現地で賞賛される行動を取ってくれたサポーターの皆さんにも感謝しかありません。
要するに日本代表については個人的に楽しめた大会だったと思います。
三、選手、スタッフ、サポーターが一体となった大会だったと思います。選手の頑張りはもちろん、スタッフの献身的な支え、サポーターのまるでホームの様な大応援。
そして勝敗に関わらず取り組んだ美化活動。
全てが日本の誇りとなってます。
久しぶりに画面越しで興奮出来たことは、あらためてサッカーの素晴らしさを思い起こすことが出来ました。
若い選手も多い日本、4年後も益々楽しみです。
今後ベスト8以上を期待出来る大会となりました。ありがとう日本代表!
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『サッカー批評』とかいう雑誌のことは不知だが、或いはWEB専門誌かもしれない。ところが、専門誌にあるまじき〝誤報″はいただけない。モロッコがスペインに勝利して8強進出はモロッコ、というのが「事実」である。どうでもいいけど、グループリーグE組は、予選一位通過の日本、二位通過のスペインともに敗れたため、8強入りを逃した唯一の組という不名誉な結果となってしまった。裏を返せば、E組1・2位をともに降したF組(モロッコ+クロアチア)こそが真の〝死の組″だったとも言える。。
これほど「日本」が誉めそやされると、誇らしい気分になる反面、何もしてない自分など何とも面映ゆくて仕方がない。とりわけ我ら日本人は、西洋流利己的個人主義(≒ゲゼルシャフト)には馴染まない我国独自の利他的集団主義というかゲマインシャフト的色彩を色濃く遺している分、同胞・仲間意識が強い側面がある。
【ゲマインシャフト】-Gemeinschaft-
ドイツの社会学者テンニースの用語。生得的、有機体的な本質意志によって結びついた自然的、有機的統一体としての社会。血縁に基づく家族、地縁に基づく村落などを含む。現在では共同社会、コミュニティーと同義。
【ゲゼルシャフト】-Gesellschaft-
ドイツの社会学者、テンニエスが設定した社会類型の一。人間がある特定の目的や利害を達成するため作為的に形成した集団。都市や国家、会社や組合など。利益社会。
両者の分水嶺は、ゲマインシャフトが魂(たましひ:こゝろ)の観念的結び付きであるのに対し、ゲゼルシャフトは利害で離合集散を繰り返す唯物的傾向にあるということだろう。両者間には明確な境界線などないから、同じゲマインシャフトでも、中国から帰化した評論家石平氏に依ると、村落ごと偽札や模造品造りの犯罪集団と化すなど多分にゲゼルシャフト的であるのに対し、我国の場合、都市対抗・高校野球などのように、自社や出身校のために関係者が一丸となって応援するなど、ゲゼルシャフト組織であってもどこまでもゲマインシャフト的である。
W杯サッカーとて同様なのだ。日本代表選手と個人(スタッフ・観戦者・国内残留サポーターを含む)が一心同体化してしまうのだ。スポーツマンシップに則ってプレーする選手も然ることながら、それを汚すまいと観客席の清掃を行う観戦者の公共心。これぞ縄文時代から受け継がれた所謂「大和魂(=やまとごゝろ)」の精華なのだ。
【大和魂】-やまとだましひ-
① 日本民族固有の精神。勇敢で、潔いことが特徴とされる。
② 日本人固有の知恵・才覚。漢才、すなわち学問上の知識に対していう。大和心。
【漢才】-からざえ-
中国の学問に通じていて、漢詩文を作ることに巧みなこと。また、その才能。
【洋才】-ようさい-
西洋の学問・技術についての知識・能力。
【漢心】-からごころ-
漢籍などを学んで感化され、中国の国風や文化に心酔するこころ。
余談ながら、昔の「漢心」と言えば、現政治家では林芳正外相並びに茂木敏充自民党幹事長がその代表格であろう。これに対して、現代に蔓延る西洋被れどもを「西洋ごころ」と名付けておこう。彼らの心底には、根も葉もない「劣等感」が潜んでいることを忘れてはならない。
要するに、我国は神代の昔から「利他心」で成り立ってきた国柄である。「利己心」の塊である中国や西洋とはわけが違うのだ。
【利己】
自分の利益だけを考えること。自分だけの利益を考え他人のことは顧みないこと。我利。
【利他】
① 他人に利益となるように図ること。自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
② 仏語。人々に功徳・利益を施して救済すること。特に、阿弥陀仏の救いの働きをいう。
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