「偽装漁船」中国海警局船から執拗な接近と追尾
漁師を嘆かせる尖閣海域の異常、
行かないと「中国のもの」という既成事実が
4/9(金) 16:56配信/夕刊フジWEB版
【沖縄が危ない!】
「偽装漁船」-。昨年11月に来日した中国の王毅国務委員兼外相が、沖縄県・尖閣諸島周辺海域で操業する日本漁船に対して言い放った言葉だ。沖縄メディアにも中国に同調する報道が見られる。尖閣に向かう漁師の正体は、実は活動家なのか。
「本当の漁師しかいないよ」
あきれたように反論するのは、尖閣海域で操業を続けて20年以上になるという宮古島の漁師、久高明人さん(60)だ。地元の伊良部漁協に所属し、漁船「隆祥丸」(9・7トン)の船長を務める。
毎年夏は宮古島周辺で操業し、冬には尖閣周辺に移動する。「尖閣は宮古島の先輩から代々受け継いできた漁場。冬でも値段が高い魚が獲れるから、量が少なくても引き合う」と出漁の動機を語る。
明らかな異変を感じたのは昨年冬からだ。尖閣周辺に出漁するたび、周辺を航行している中国海警局船から執拗(しつよう)な接近や追尾を受けるようになった。
「魚釣島周辺と大正島周辺に2隻ずつ、4隻が常時航行していて、日本漁船が来ると2隻で近づいてくる。何かあると4隻で来ることもある」
中国船は“連携プレー”で日本漁船を狙っているようだ。
周辺では海上保安庁の巡視船が中国船を上回る隻数で待機し、中国船との間に割って入って隆祥丸を警護した。
だが、久高さんは「恐いよ。中国船は大砲を装備していると聞いているし…。攻撃してきたら宣戦布告になるから、そこまではしないと思うけど心配だ」と声を湿らせる。
常々不安に思うこともある。
「いずれ中国漁船が数百隻で尖閣に押し寄せるかもしれない。そうなったら巡視船で対応できるのか」
事実、2016年には約300隻の中国漁船が尖閣周辺に乱入した前例がある。大切な漁場は現に風前のともしびなのだ。
危険な海域に繰り返し出漁する漁師の意図を疑ってか、沖縄メディアは「現在、尖閣海域で航行するのは一部の活動家や漁師」(沖縄タイムス)と報じている。尖閣に向かう漁師には、メディアの冷たい視線という逆風も吹く。
漁師の高齢化もあり、現在、宮古島から尖閣に出漁する漁船は隆祥丸も含め2隻ほどしかないという。久高さんは語る。
「中国は日本の漁船を尖閣に寄せつけないようにして、実効支配を奪うつもりだろう。漁師が行かないと『尖閣は中国のもの』という既成事実ができてしまう。僕は頑張って行こうと思っている」
漁師を嘆かせる尖閣海域の異常事態を、国民はいつまで座視するのか。日本は中国船を駆逐できる体制を構築し、島々と海域の実効支配を強化しなくてはならない。
■仲新城誠(なかしんじょう・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。現在、同社編集主幹。同県のメディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に『「軍神」を忘れた沖縄』(閣文社)、『翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走』(産経新聞出版)、『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』(同)など。
コメント総数;84
イ.>漁師を嘆かせる尖閣海域の異常事態を、国民はいつまで座視するのか。
世論調査では89.7%の国民が中国を好ましくないと回答しているから、日本政府の決断を待っていると言っていい。
日本人の犠牲者が出てからでは遅すぎるのであり、早急な対応が求められている。
日本の防衛を邪魔する媚中(+親韓)議員など次の選挙で落とさなければならないと思う。
ロ.翁長も、デニーも、この件はほんと静かだよね
彼らにとって、本島以外の国民や、漁師は県民じゃないのかな
県知事とオール沖縄と称する連中は何かと言えば「本土は俺たちを差別するのか」と言うのが、離島の国民や漁師からすれば「本島は俺たちを差別するのか」だろう
ハ.>漁師の高齢化もあり、現在、宮古島から尖閣に出漁する漁船は隆祥丸も含め2隻ほどしかないという。久高さんは語る。「中国は日本の漁船を尖閣に寄せつけないようにして、実効支配を奪うつもりだろう。漁師が行かないと『尖閣は中国のもの』という既成事実ができてしまう。僕は頑張って行こうと思っている」
尖閣周辺は良い漁場だと聞いていたが、日本漁船はわずか2隻とは・・・
かつては台湾も漁をしていたはずだが現在はどうなのかなぁ。
二.政権にこんな連中がいるから舐められる
尖閣問題について
中国の王毅外相に何も言い返せなかった茂木敏充外相
男女共同参画に予算約¥9兆円
防衛予算約¥5兆5千億円
これも可笑しいですよね
ホ.中国共産党が自国の領土と主張している魚釣島に米軍のミサイル網を構築すればすべて解決する。中・北への対弾道ミサイル戦略も同時に可能となる。
米国は海洋進出を強める中国をにらみ、沖縄からフィリピンを結ぶ「第1列島線」に射程500キロ以上の地上配備型ミサイル網構築を目指し、33億ドルを充てる計画である。
魚釣島はちょうどその第1列島線上にある。ここに米軍の施設と自衛隊の警備・監視施設を構築するというわけだ。
今のように、日本政府が中国共産党の顔色をうかがいながら現状維持を貫こうとしているから、つけ入るスキを与えてしまうのである。
チャンネル桜の番組で、尖閣での漁業活動を視たが、もはや独立国家の体をなしてませんな。チャイナ様のご意向に沿って、中国海警艦の指揮下で海保船が日本漁船を監視している感じ。
〝日本弱体化″の戦後GHQ占領政策は見事に完成した。皮肉なことに、米国にとって屁の突っ張りにもならないほどに。政治家や役人にその意識はなかろうが、結果としての具体的な行動が「売国」そのものである。その昔、『ベンチ(監督・コーチ)がアホやから、野球でけへん!』と捨て台詞を吐いてクビになった投手(江本孟紀氏)が居たが、これとそっくりの構図だ。つまり、欲望への誘惑がない一般国民のほうがまともで、金欲・物欲・色欲・権力欲に狂奔する米中双方の傀儡政財官学マスコミ界トップ層が狂ってるとしか言いようがない。
敵は中共だけではない。【敵は本能寺にあり】なのだ。
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