チェコ代表団訪台を非難
(駐チェコ)中国大使館
9/6(日) 7:12配信/時事通信社電子版
【プラハAFP時事】在チェコ中国大使館は5日、ビストルチル上院議長率いるチェコ代表団が8月30日から9月4日まで台湾を訪問したことについて「中国の国家主権に対する深刻な侵害だ」として非難した。
大使館は「(訪問は)中国の内政問題への重大な介入だ」と主張。チェコに対し「否定的な影響を取り除く具体的措置を講じる」よう迫った。その上で、中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則は「台湾当局と反中勢力のいかなる策動によっても変えられない」と強調した。
コメント総数;45
01.「一つの中国」原則は「台湾当局と反中勢力のいかなる策動によっても変えられない」と強調した。 ・・・もはやそんな原則振りかざしても通用しない程に国際社会の信用を無くしていると思う。
02.>中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則は「台湾当局と反中勢力のいかなる策動によっても変えられない」と強調した。
もはや実質的に台湾は一つの独立した国として世界中から扱われています。
否定しているのはチャィナだけですよ。
3.訪台したチェコ上院議長は「『一つの中国』原則をどう理解するかは、それぞれの国が権利を有する。今回の訪問は この原則に違反していない」と述べています。当たり前だと思います。なぜなら、中国と 中国と国交を結んでいる国の関係は対等の立場であるはずだからです。中国と国交を結んでいる国は、その国の独自の解釈によって「一つの中国」だけを守れば良いのです。「一つの中国」という、とても曖昧な概念を中国側の考える概念だけを 一方的に押しつける、やり方は対等の関係に反しています。中国側から 無理やり押しつけられるようだったら、もう中国との国交を考え直した方が良いと思います。
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中国・習政権、外交戦略は“破綻寸前”
米国と対立激化!頼みの欧州も総スカン
問われるポスト安倍の対中姿勢
9/5(土) 16:56配信/夕刊フジ電子版
中国の習近平政権の外交戦略が破綻寸前だ。米トランプ政権と激しく対立するなか、欧州を味方につける狙いだったが、東欧のチェコが台湾と関係を強化し、フランスやイタリアは香港やウイグルの人権問題で中国を批判した。日本でも「ポスト安倍」の対中外交姿勢が試される。
「プラハの春」や「ビロード革命」など民主化運動で知られるチェコのビストルチル上院議長は台湾を公式訪問し、3日に蔡英文総統と会談した。蔡氏は「台湾とチェコは権威主義に対抗して民主と自由を勝ち取った」と強調。1日にはビストルチル氏が台湾の立法院で「台湾の人々を支持する」と演説、中国を牽制(けんせい)した。
これに対し、中国の王毅外相は「一線を越えた」と訪問先のドイツで怒りをあらわにし、外務省の華春瑩報道局長も記者会見で「台湾の独立、分裂勢力を支持し、中国の主権をひどく侵犯した」と猛反発した。
欧州各国はチェコを擁護した。フランスの外務省報道官は「欧州連合(EU)加盟国への脅しは認められない」とチェコとの結束を訴え、ドイツのマース外相も「脅しは適切でない」とチェコを支持した。
「中国外交の後退だ」とみるのは、国際政治学者の藤井厳喜氏。「チェコはロシアの軍事的圧迫を受けており、台湾と地政学的に似た状況にある。ドイツの外相の発言も前例になく、中国の圧力で減っていた台湾との正式国交を結ぶ小国が増えてくる可能性が出てきた」と指摘する。
台湾問題だけではない。王外相は欧州各国を歴訪し、経済力を武器に関係強化を狙ったが、マクロン仏大統領からは香港や新疆ウイグル自治区の人権状況を追及された。イタリアでも香港情勢に関し、「高いレベルでの自治と自由の保護は不可欠だ」(ディマイオ外相)と突きつけられるなど、中国への視線は厳しさを増している。
評論家の石平氏は、「米国に対抗するために欧州を味方につける狙いだったが成果を上げられず、ますます孤立化している。李克強首相や共産党長老は対米改善派がほとんどで、外交の決定権を握る習主席のさらなる失敗を待っているのではないか」とみる。
「ポスト安倍」の対中外交姿勢も注目される。前出の藤井氏は「親米派と親中派が分裂している現状のままでは、今度こそ米国の経済的バッシングを受けかねない。中国から移転する日本企業への資金援助など米国との関係を基軸にして、『脱中国』を鮮明に打ち出す必要がある」と語った。
コメント総数;230
01.中共は世界の平和を乱す悪の国家、そして自国民を弾圧してまでも威厳を守ろうとする中国政府、この様な横暴を国際社会は見過ごしてはいけない、台湾も含めた新しい国際機関を作り世界で対応する時期だと思う。
02.欧州が中国と距離を取り始めたが日本はどうするのか。ナチスの記憶が残る欧州では香港とウイグルの人権問題は許さなかった。人権の欧州の面目躍如だが、それに引き換え日本は与党幹事長が親中派でマスコミも親中派だから、アメリカ大使館が日本語字幕付きでSNSに発信し始めた。ここで中国に味方すると後悔するのは確実であり、日本は断固として自由主義国家側に味方すると強く宣言した方が良いと思う。
3.あれもこれも欲しい中国政府の政策が行き詰まるのは目に見えていましたが遂に来ましたね。今こそ米国大統領選で中国叩きを全面に打ち出しているトランプに尖閣に自衛隊基地を建設して駐留させるプランを持ち掛けて米海軍に建設完了まで守ってもらうように頼めば必ず乗って来ますよ。大統領選まで2ヵ月しかないので菅さんはこのチャンスを逃さずやって欲しいですね。
我国のマスメディアは、米中冷戦を『民主主義+自由+人権』の価値観衝突と決め付けた皮相な論調が多い。確かに概ね間違いではあるまい。それより、チェコのビストルチル上院議長が訪問先の台湾で発した『自由+真実+正義』という新しい峻別論理のほうが、より的確な判断材料になるように聞こえた。なるほど、中国政府には三つとも無い概念だからだ。尤も、前者とて無いから同じことだが。
違いがあるとすれば、〝独立不羈″を基調とした言動か否かということだろう。台湾の対中姿勢が真にそれで、香港の反中運動もまた然り。そしてチェコの政財界がこうした気運に呼応したわけだ。一連の流れを受けたEU諸国が、友邦チェコ(EU加盟国)代表団訪台を支持擁護するのは当たり前の話である。しかも、南太平洋の諸島国家でも反中感情が高まっていると訊く。そうなのですよ。『民主主義+自由+人権』といった〝お題目″だけでは、決して人々を動かすことが出来ない。人々は、弱者(台湾・香港・チェコなど小国)が強者(大国中国)に敢然と立ち向かう姿に気高さを知覚し、否が応でも共鳴・呼応(支持・応援・擁護)したくなるものなのだ。
【弱きを救け強きを挫く】のが古来我国の「正義」だったはず。だが、政財官学マスコミ界の何れも動きが鈍い。それどころか、中国政府にキンタマ抜かれて、むしろ中国寄りとしか思えない。「習近平国賓来日」が完全消滅してないのがその証拠だ。中韓様に忖度するあまり、〝ウソの歴史″を強要されるままに受容するなど、「真実」まで歪めてしまった。それもこれも初めに損得勘定(打算)ありきで、〝独立不羈″の誇りも気概もかなぐり捨てて、血で穢された汚らわしいチャイナマネーに平伏しているからだ。
国内的には〝富国強兵″の時代は今や昔、先人の遺産(誠実、仁愛、勇気)を殆ど食い潰した挙句、国民の眼を誤魔化しながら、強者(外敵)に迎合して弱者(国民)をひたすら苦しめている。そして、自らは金儲けしか頭になく、〝拝金主義(銭ゲバ)″という名の猛毒に冒されても恥じない厚顔無恥ぶりである。信用第一の我が誇るべき【國體】とは相容れない〝貧国弱兵″へまっしぐらというわけだ。
我らが為すべきは〝独立不羈″を取り戻すこと。それには、台湾の『日本精神(ジップンチェンシン)』に学ぶことである。もともと我が先人たちの〝遺産(レガシー)″なのだから、台湾人に出来て日本人に出来ないはずがないではないか。
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