今や武漢ウイルスの話題ばかりでうんざりである。作家黄文雄氏は、支那・朝鮮を「詐」、我国を「誠」と一文字で表現している。いわゆる「中華文化圏」の根本思想に儒教(儒家・儒学)がある。政治思想には「王道」と「覇道」があり、始祖孔子は徳治(権威)による「仁政(王道)」を説いたが、春秋戦国時代に入ると権威と権力が合体した弱肉強食の「圧政(覇道)」が続き、今日に至っている。つまり、中国共産党独裁体制下の現代も、万事が覇権主義的であることに変わりがない。そう言えば、中国時代劇も韓流時代劇も、「覇道」を是として描かれる。必ず皇帝や国王が登場し、一般庶民は概ね蚊帳の外、まして民百姓が主人公になるなどまずない。ところが我国の場合、身分(将軍のご落胤など)あっても仕官を嫌い、常に町方とともに、”弱きを救け強きを挫く”のが主人公としてのお約束。つまりドラマ上の「王道」である。逆に、「覇道」を貪る悪代官、悪徳商人らが、庶民の敵として懲らしめられる展開となる。中韓時代劇への違和感は、こんな文化の違いが影響しているかもしれない。
「世界で最も安全な場所は中国」
自信取り戻す中国人
3/14(土) 6:01配信/JBpress(姫田小夏:ジャーナリスト)
1月31日にイタリアの首都ローマで、2人の中国人観光客が新型コロナウイルス感染していることが発覚した。次いで2月6日には、武漢から帰国したイタリア人が感染したことが認められた。以来、北部のロンバルディア州を中心に爆発的な感染拡大が始まった。スーパースプレッダーは、中国人の友人との接触歴のある38歳のイタリア人男性ではないかと疑われている。その男性は、イタリアでは4人目の感染者だった。
イタリアでの感染者の1万人突破が目前に迫った3月10日、政府は移動制限を全土に拡大させた。全面封鎖が発令される前夜、イタリア在住の多くの中国人がイタリアから逃れるように“駆け込み”出国した。
現在、イタリア以外の欧米各国で蔓延が深刻化しているが、今後、新型肺炎の中国への逆輸入に拍車がかかるかもしれない。
■ 感染者だったイタリア帰りの8人
中国では、新型肺炎のイタリアからの逆輸入がすでに発生している。3月3日、中国の浙江省衛生健康委員会は「新たに7人の感染を確認した」と発表したが、この7人は、イタリアのロンバルディア州ベルガモ県で飲食業に従事する華僑と、その家族、親類だった。その後、同じグループの1人が帰国し、発症者は8人となる。
ロンバルディア州の12の地区が封鎖されたのは2月23日のことだったが、同州のベルガモ県は封鎖の対象とはならず、この8人はイタリアからの脱出に成功していた。
彼らの出身地である浙江省南部に位置する麗水市青田県は古くから「華僑の輩出地」として知られ、今なお33万人が海外で働いている。そのうちの約10万人がイタリアに居住し、主に飲食業を営んでいるという。
複数の報道によると、7人は2月26日にベルガモを離れ、ミラノからロシアを経由して上海の浦東空港に向かった。残る1人はドイツ経由で一団の後を追った。しかしこのうち、王さんと名乗る飲食業従事者は、すでにイタリアでウイルスに罹患し、2月16日の時点で咳や下痢、頭痛を訴えていたという。
彼らは上海浦東空港に着くと、車を手配し青田県に向かった。身体の不調を訴えていた王さんだったが、健康状態を正しく申告せず、空港の検疫を通過してしまったようだ。
青田県では、2月27日の時点ですべての新型コロナウイルス感染者が退院し、誰もがほっと胸をなでおろしていた。しかしイタリアから8人が帰国すると、感染者数が一気に8人に増えることになった。中国のほかの都市でもイタリアからの帰国者が増え、3月11日の時点でイタリアからの逆輸入感染者数は青田県以外に浙江省で2人、それ以外に北京や鄭州でも報告があり、イタリアを含む海外からの帰国者の感染例は累計で85人になった。
■ 欧州の惨状に自信を強める中国人
中国の感染者は8万人を突破しているが、その中国が今や在外の中国人にとっての避難場所となっている。ベルギー在住のある華僑はこう語る。
「欧州在住の中国人が脱出先に中国を選んでも不思議ではありません。なぜなら、彼らにとって今や中国こそが最も安全な場所なのですから」
中国では非常事態宣言が出され、都市が封鎖され、人々は移動の自由を奪われ、ほぼ軟禁に近い形で自宅に閉じ込められた。そうした中国共産党の強硬手段に、世界中に散らばった在外の中国人は当初、恐れをなした。だが、その強硬策が功を奏し、現在は武漢市などを除いて中国人の生活は徐々に正常を取り戻しつつある。
一方、イタリアではマスク姿で国会に臨んだ議員が嘲笑されたり、感染者が拡大の一途をたどっているにもかかわらず、人々は「マスクより自由を」と唱えたりしていた。都市の封鎖措置には抗議活動が繰り広げられ、飲食店ではウイルス拡散などおかまいなく多くの市民が濃厚接触状態で食事とおしゃべりに夢中になっていた。そして現在は新型コロナウイルス感染者数が中国に次いで多くなっている。
そんなイタリアの状況を見て、欧州の中国人は「ウイルス蔓延を最小に食い止めた中国政府を評価すべきではないか」(同)と考えているのだという。
いち早く情報を掴み、機敏に動くのが中国人だ。「祖国中国こそが最も安全な場所」だと信じる中国人が、再び大移動を始めるのだろうか。
コメント総数;305
*コメントA
世界中に流行させて、しかも世界経済まで大打撃!図々しくよく言えたもんだ(呆)
そして臨時休校で我が家も大打撃、不景気でこれ以上給料カットされたら、どうしてくれるんだよ。
「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」っていうけどさ通常より喉が短いのかな
*コメントB
完全に全世界を敵に回していることを忘れてムダな自信を持つことは、逆の結果を生むことになるだろう。
*コメントC
今や中国メディアでは地域によっては中国人より
外国人の感染者の方が多くなっている所があり
そこに焦点を当て流入させないようにするべきだという論調だ。
また政府も武漢ウイルスなどとレッテルを貼られるのを
不名誉だとして過剰かつ過敏に受け付けない姿勢を示して
WHOもウイルスの命名に偉く気を使わされていたが
それが今ではウイルスは海外から持ち込まれたものだとか
武漢のウイルス終息の成功例を世界に広めていこうだとか
ネットでは「大邱ウイルス」とまで流行らせているそうで
もはや世界にどれだけ迷惑をかけたかなど何処吹く風のようだ。
ほんと呆れるどころか感心さえしてしまうほどなのだが
ポンペオ国務長官もそのような態度に業を煮やしたのか
「ウイルスが武漢で始まったと言ったのは中国共産党だった。
私がした話ではない」と念を押すほどで
このバトルはトランプ政権が続く限り終わらないだろう。
JBpress(日本ビジネスプレス社)は、2008年に設立されたWEBメディア特化型報道機関である。報道業界では、YouTube、FaceBook、LINE、TWITTERなどのインターネットを介した「ニューカマー」に対し、新聞雑誌等活字媒体やTVラヂオ等電波媒体を総称して「オールドメディア(旧媒体)」と称するそうな。然らば、JBpressは「ニューカマー」ということになる。
記事では「中国人が自信を取り戻している」とあるが、そうではあるまい。キモは、武漢発祥にも拘わらず、あたかも欧州や日米韓から蔓延したかのように喧伝したがるプロパガンダ臭にある。いわゆる「南京大虐殺」「日本陸軍731細菌部隊」「従軍(?)慰安婦問題」「徴用(募集)工問題」など支那・朝鮮発ウソ八百の虚構宣伝とみるべきだろう。いずれもチャイナ文化圏支配層の残虐性を物語る案件(?)であって、我国にはそんなおぞましい風習はない。
ペテン師中国・北朝鮮・韓国の虚構プロパガンダに騙されてはならない。
《追伸》
どうでもいいけど、ウイルス(virus;ラテン語「ウィールス」)はその昔、「ヴィールス」とドイツ語読みだったはず。何時から「ウイルス」に変更されたのだろう。
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