七泊八日なんてアッというまですね。今朝8:10着のTG642便で帰国しました。いやぁ、それにおしても暑い。チェンマイのほうが、東京よりよほど凌ぎやすい。というのも、日中温度は結構高いものの、比較的高地にあるため、朝夕の気温が25℃を超える「熱帯夜」になることはまずないからだ。
逗留先マンション隣のサンティスクサ小中学校から聞こえてくる喧しい囀りに毎朝叩き起こされていたが、土日は学校が休みとあって不気味なほど静か。自室を発ったのが昨15日(日)17時半頃。初訪泰(1989年)時の日本語ガイド氏に車で空港まで送ってもらった。二十代独身だった彼も今や四人家族の大黒柱。五十路とは思えないほど若々しいが、ガリガリ体型から一転、典型的なメタボオヤジに変貌を遂げた。
チェンマイ空港(CNX)国際線は華語集団に占拠されたよう。昆明、広州、香港、台北、シンガポールなどの華字圏都市から直行便があるので無理もない。前世紀までなら成田からの直行便が飛んでいたが、日本発の直行便は廃止されて久しい。喫煙所では、『火を貸してくれ』と北京語で頼まれ、使い捨てライターを貸したらお礼のつもりかステートエキスプレス(英国製)を一本くれた。
搭乗機TG117便はB777-300(機体記号;HS-TKD)。遅れることで有名なタイ国内線なれど、珍しく定刻19:20過ぎにはスポットを離れた。機内食はタイ風チキンカレー。国内線なのにCA嬢、流暢な日本語で『お飲み物は如何ですか?』だって。逆に『ขอ น้ำ หน่อย ครับ(水ください)』とタイ語で応じる始末、何とも珍妙な場面であった。バンコク(昔は“バンコック”と発音したし、このほうが原語に近い)・スワンナプーム空港(BKK)には定刻20:30に到着。ただでさえ三時間以上もある乗り継ぎ時間が、順調に行き過ぎて却って持て余すハメになってしまった。おかげで、9カ所ある喫煙所巡りをたっぷりと味わった。
成田行TG642便はA350-900(機体記号;HS-THK)。往路と同型機なるもこちらのほうが更に新しく、今年1月運用開始で未だ僅か七ヶ月目である。因みに、タイ国際航空の機体固有記号は【HS-T??】が割り当てられている。就航順に末尾がA→B→Cとなるが、この機種だけは例外で、【HS-THA】が欠番になっている。おそらく【THA】が同社三桁コードと同じなので、混乱を避ける意味合いからだろう。
この帰国便もバンコク発23:50(日本時間;翌日1:50)→成田着翌8:10の定時運航。飛び立ったら即就寝タイム。台湾上空を通過する頃、早くも夜が明け始める。種子島上空辺りで朝食となる。機内食は洋食・泰食・和食の3メニューのうち、迷わず洋食をチョイス。我家の朝食は伝統的に西洋式でしたから。親父がカナダ生まれのせいかも。しかし、子供時分は和朝食が喰いたかったなぁ。修学旅行で旅館の和朝食に感激しましたね。
TG642便の離着陸
チェンマイやバンコクでの空港喧噪に比べると成田空港は静かですね。ターミナルが三つに分かれて昔ほどの混雑がなくなったせいもあるけど・・・。イミグレーション(入国審査)は「顔認証」とか称する無人ゲートに変わっていた。おかげでパスポートに帰国スタンプ無し。便利なのが到着免税店が出来たこと。旅行中に荷物を増やさずに済む。ここで、免税タバコを購入、日本円だから面倒な外国為替換算も関係ない。スカイアクセス線経由で帰宅したのは午前11時頃。 お疲れ様でした。
【追伸】
書き落としたけど、最新鋭機A350-900ではWi-Fiサービス(有料)のほか、リアルタイムのTV番組が見られるのですよ。ちょうどW杯決勝の実況中継(英語)をやっていて、最後の瞬間は機内で視ました。まぁ、サッカーに興味はないけど、時流に取り残されたくないですからね。
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