前々稿《タイ王国の歌1》の続きです。
02.MP3;Nititad/9 สาวช้ำรัก
(MP3;ニティタド・プロモーション『失恋9人娘』)
関係ないけど日本語で「娘」と言う場合、女児も含めて概ね未婚の女子を指すことが多い。しかし、タイ語の【สาว;さぁうぉ】は《15歳以上の若い女の子》の意味になり、女児やオールドミス(←差別語?)を除外した、かなり限定的な語になるとか。
アルバム収録歌手
01.ก้อย พรพิมล(コイ・ポンピモン)
02.เอ๋ พัชรา(エ-・パチェラー)
03.โปรคอรัส(ProChorus)
04.สุนิตย์(スニット)
05.ดอกไม้ป่า(ドクマイパー;タイ語で「野花」の意)
06.บี๋ พิชญา(B・ピチヤー)
07สาธิยา ศิลาเกษ(サティヤー・シラケス)
08.จุ๋ง ไพจิตร; (チュン・パイチット)
09.อิ๋ว พิมพ์โพยม(イウ・ピムポヨム)
各者一曲ずつとなると9曲になってしまう。これではちと多すぎるので、代表的な数曲だけに絞ることにしよう。
07 อยากลืม(忘れたい)
by สาธิยา ศิลาเกษ(サティヤー・シラケス)
สาวにしてはオバサン声だけど、懐かしいなぁ。初訪泰(1989年)時に買ったカセットテープの一つが、この人のアルバムだった。そのA面第1曲目がこの歌というわけ。
24 ดอกไม้ริมทาง(路傍の花)
by อิ๋ว พิมพ์โพยม(イウ・ピムポヨム)
アルバム名からして失恋歌集だから仕方ないけど、陽気なタイ人気質に反した物悲しい歌ですね。でも、嫌いじゃないですよ。
19 ทำไมทำกับฉันได้(どうして私と一緒になれる)
by เอ๋ พัชรา(エ-・パチェラー)
何じゃこれは。森進一『港町ブルース』のメロディですね。タイへ行くと、これが失恋歌になるのか。ところで、この人のカセットテープも保有している。ジャケット写真を見ると、未だ幼気な少女といった感じで、ド演歌を歌うイメージなどとても湧いてこない。この曲が入っていたかどうかは不明。声質からして、多分入ってないと思う
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