W杯サッカーで世の中が騒がしい。野球と違ってサッカーは、点が入りにくいしルールもわかり難い。【オフサイド】一つとっても、未だに理解できない。ゆゑに、テレビ観戦はおろか自らプレーすることなどまずない。高校や大学の授業で、無理矢理やらされた経験がないではないが、大抵オフサイド無しの変則ルールであった。
日本代表の決勝トーナメント進出を喜ぶニュース記事が、今朝のネット上に挙がっていた。このこと自体はまことに慶賀の至りだが、試合経過と結果を知って激しい違和感を覚えた。最終戦で敗れたにも拘わらず、ルールに救われての16強入りなのだとか。試合も敢闘精神を著しく欠いたプレーに終始したらしい。如何にもアプレ(戦後派)らしい狡猾な損得尽くの試合運びと言うべきか。しかし、「清廉潔白」を信条とする伝統的な日本人気質からは最も遠い行為であり、【卑怯者】の誹りを免れまい。「戦後教育の弊害、ここに窮まれり」ですな。いや、他人ごとでなく、案外これが今のおのれの姿かもしれない。
☆ご参考☆
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久し振りに「オーディオ」の話題です。PCに取り込んだ映画・TV劇の音声や音楽ファイルは、真空管ポタアン(FOSTEX HP-V1)を介して聴いている。ノートPCのヘッドホン端子の音があまりにも貧弱すぎて聴くに堪えないからだ。尤も、ポタアンと言っても【デカイ・嵩張る・重い】の三重苦を抱えているため、携帯には不向き。因って、自宅専用である。
実は、2月に買ったソニー・ウォークマンNW-ZX300には、USB-DAC機能が付いている。そのことは購入時から知っていたものの、使い方がよく分からなかった。このほど、ソニーの公式サイトの説明に従ってさっそく試したところ、やっとこどっこい接続に成功した。この機種購入の最大動機は【バランス接続】という新機能だったし、USB-DACなら従前のポタアンにもあってとりわけ目新しいわけではない。
パソコン内の音楽ファイルを原音として、これをDAP(デジタルオーディオプレーヤー)に落としてるわけだから、PC音源のほうが高音質なのは言うまでもない。同じファイルをDAPで聴くと、ぼやけた音に感じられたものだ。ところがNW-ZX300の場合、USB-DAC機能を介して聴くPC音源とDAP内の同一曲との区別が付き難い。それほどDAPの性能が上がったと言うことだ。
さて、厭なニュースの後は、元気が湧く曲を聴いて締めよう。
☆ 軍艦行進曲(戦前/戦中)
内藤清五指揮大日本帝國海軍軍樂隊演奏
☆ 軍艦行進曲(戦後)
海上自衛隊東京音楽隊演奏
☆ 陸軍分列行進曲(戦前/戦中)
大日本帝國陸軍戸山學校軍樂隊演奏
↑これ、私奴がアップしていたクリップの二次利用ですね。
☆ 陸軍分列行進曲(戦後)
陸上自衛隊東部方面音楽隊演奏
戦前と戦後の違い、聴き分けられましょうか?
【 蛇足 】
私見ながら決定的な違いは、実用(戦意昂揚)音楽だった戦前に対し、戦後の場合、演奏会用純音楽の域を出ないということ。したがって戦後演奏からは、【乾坤一擲】の物物しい緊張感が消えている。
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