昨日の選挙速報をNHKテレビ国際放送で視ていた。結果的にほぼ選挙前と代わらぬ構図。選挙制度の誘導にも拘わらず、二大政党どころか一強多弱状態。我が国の土壌にそぐわぬ状況が続く。いったい何のための選挙だったのだろう。
話が横道に逸れるが、NHK国際放送は誰に向けて放送しているのだろう。選挙速報も終始、音声は英語吹き替えだった。海外への日本国の宣伝なのか。まぁ、各政党の議席獲得数を知りたかっただけだから、音声なんて聴いてはいませんでしたけどね。
安倍さんが初めて総理大臣を務めた時、「戦後レジュームからの脱却」をキャッチフレーズに登場したはずだが、首相復帰以降は口にしなくなってしまった。それどころか、「アベノミクス」なる対米追随路線が益々露骨になっているように見える。
想像するに、先のフレーズを掲げた途端、内外からの口撃(?)に遭い、総理の座を引き摺り下ろされた苦い経験を学習したのかも知れない。しかし、安倍支持派からすると、再び権力の座に就くための一時的な方便ならいざ知らず、反対路線へコロッと宗旨替えされたのでは身も蓋もなくなってしまう。なぜなら、件のフレーズにあらぬ期待を抱いてしまったのだから。
某経済評論家が好調な米国経済を分析して面白いことを書いていた。『米国経済全体で捉えると好景気に見えるが、実態は1%の富裕層に富が集中し、99%の庶民にはそのおこぼれなし。』と言うのだ。「アベノミクス」が、正にこれと同じ状況を創り出しているのではないか。
一庶民としてのおのれの実感からして、暮らし向きが好転したとは言い難い。むしろ逆である。我が国の景気回復も、富裕層にばかり富が集中しているのではないか、との疑念が残る。共同体国家の色彩を色濃く留める我が国にあるまじき事態である。
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11.MP3;RS - ที่สุดอัลบั้มอมตะ
R-Siamが放つお馴染みの1980年代懐メロ物(デュエット曲集)。といっても、ありがちな再録音盤でなく、当時のオリジナル音源を使った良心的な企画物である。それにしても、よく飽きもせず同じ物を再三再四出してくる。凡そ年二回は同種の盤が出てますからね。それなりに一定数の固定客層があるのだろう。
今回のデュオ名は、รวมดาว(るあむだう;群星)、พบดาว(ぽっぷだう;スター発見)の二つ。このアルバムにはないが、ほかにนพเก้า(のっぱがう;九つの宝石)があり、ソロの場合はมรดกไทย(もろどくたい;タイ遺産)というたいそうな名称が与えられている。メンバーはほぼ同じで、組み合わせが代わるだけに過ぎない。
余談だが、さすがにメジャーレーベルだけのことはある。MediaGoを使ってPCに取り込むと、文字化けせず全てのタグが自動的に読み込まれる。かつ、アートワーク(ジャケット写真)も付いていて親切。では、さっそく聴いて(視て)みましょう。またまた同じ曲になってしまうかも。
12.ใจชาย ใจหญิง(男の気持、女の気持)
by เรวัติ-อาริดา(レイワット-アリダー)
映像が欲しかったのですが、マイナーな曲にはMV映像そのものがないのか、ネット上では見当たらなかった。
14.รักคุณเข้าแล้ว(いつまでも君を愛す)
by โอภาส-ทวินันท์(オーパス-トウィナン)
この曲、好きですねぇ。こんな佳曲にMV映像がないとは。所持しているVCDには、当然ながら映像が入っているのだが、歌手が出てこない単なる物語映像になっている。
32.หวานรัก(恋の甘さ)
by พีระพงษ์-จุฑามาศ(ピラポン-チュタマー)
なぜかチュタマーさんの歌だけはMV映像が多いですね。リーダー格だったのでしょうか。しかし初訪泰時(1989年)、この人のソロアルバムを買ったのだが、そのMV映像はおろか、曲自体がYouTubeにはアップされていないようです。以前、虫眼鏡が必要なほど小さい歌詞を私奴が起こしてアップしていたのだが、アカウントを取り上げられたうえ、動画も削除されちゃった。
以上、おしまひ。
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