いやはや悪い病気が再発し、ツキイチの更新頻度に逆戻りですなぁ。すでに隠居の身ゆゑ、格別の用事があったわけでもなく、単に怠け癖が顕在化しただけであります。
さて、このところTV時代劇ばかりを話題にしてきたが、オーディオへの関心が薄まったわけではない。事実、現有イヤホン(IE80、SE535LTD)に贅沢な不満が生じ、有り余る小金にモノを言わせてWestoneのWST-W40を先頃買い足したばかりだ。これが言語に絶する素晴らしさ。当方の不満は一挙に解決した。
しかしながら【好事魔多し】というけれど、DAP(NW-F887)充電池の消耗度合が異常に激しくなったため、対症療法もわからぬまま不要(と思われる)アプリをあれこれ削除したところ、終いにはOS自体が起動しなくなってしまった。工場出荷時に戻したら何とか復旧できたが、かれこれ一年近く酷使してきたので、電池そのものがへたれているのは間違いなさそう。
そんな折、ソニーからウォークマンの新商品が出るらしい。
これなら、連続再生51時間(カタログ表示)かつ外部記憶装置(microSD)対応とある。思い切って買い換えちゃおうかな。
ところで、このソニーが喧伝する「ハイレゾ」なるもの、ウソかマコトか知らないが、リラクゼーションに効果があるのだとか。
現有DAP(NW-F887)は「ハイレゾ対応」なるも、懐メロファンを自称するだけに、保有音源自体が圧倒的大多数で昭和期録音のモノばかり。悲しいかなハイレゾ音源など一つも在りはしない。ただ、ソニーのサイトに“試聴用音源”があり、どんなものかとNW-F887へ落として聴き比べてみた。
う~む、おのれの耳が悪いのか、何処がどう違うのか一向に聞き分けできない。僅か1分足らず。しかもアルバム写真を見て、女性ボーカルかと思いきや、序奏のベルの音(ね)だけだもんね。まぁ、無料の試聴用だから仕方ないけど、“好い音”と思って聴く心理的要素が多分にあるのではなかろうか。
買い足したイヤホンWST-W40に話を戻し、何が素晴らしいかって自分好みの音で鳴ってくれるのですよ。せっかくのポタアン(米国HeadAmp社 Pico USB/DAC)も必要ない。見てくれ(外見)は安っぽいけど、リスニング用イヤホンとしての中身は、究極の完成品である。人工臭が皆無で、各楽器がそれぞれにそれらしく響き、低域から高域までナチュラル(自然)な音が出て来る。換言すれば、妙な“味付け”がなされてない証拠だろう。
米国Westone社(製品自体は中国製)は、もともとが補聴器製造会社だったとか。昭和30年代、日本にもウェストン音機(現;ユニデン)という音響メーカーがあったが、まったく何の関係もないらしい。どうでもいいけどこの会社、千葉県市川市に工場があって、高校時代の同級生宅近くだったし、ここに就職した友人も居た。懐かしいなぁ、あの頃。
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