現役を退いて以來、タイ国チェンマイへの旅行は年二回(5月~6月と11月~12月)、というのが定例化してしまった。今回も既に航空券を購入せしめてありますですよ。
飛びついたのがタイ国際航空(TG)のプロモーション運賃。
ロイヤルシルク(J)クラスの場合、他のPEX(TG正規割引)運賃なら日本~チェンマイ間往復が諸費用別で¥212,000-(週末運賃)だが、このスーパーディールだと僅か¥13,5000-で済む。ただし、8万円近く廉いなりに制限があって、日本発が成田TG677便、関西TG673便、名古屋TG647便、福岡TG649便、札幌TG671便に限られる。
すなはち、福岡・札幌発便以外は深夜便(関空発)か夜遅くバンコクへ着く便ばかり。チェンマイまで行くには乗り継ぎが甚だ不便である。同じ深夜便なのに、肝腎の羽田発に設定がないのは、おそらく安売りしなくとも集客が可能だからであろう。
そんなわけで昨年と同様、前日のうちにANA国内線(無論、プレミアムクラス)で福岡へ移動し、博多で一泊(ANAクラウンホテル)することとした。この費用が5万円弱なので、羽田発一般割引運賃で行くより総支出額としてはまだ3万円ほど廉くて済むことになる。しかも、ANAのマイルがガッポリ貯まって笑いが止まらない。なお、TG便も同じスターアライアンスグループなので、何もせずともANAのマイルとして自動的に加算される仕組みになっている。
海外旅行といえば、昔はよくJALを利用していたしJALのマイレージカードも持っているが、10年ほど前にパラオへ行って以来、一度も使ったことがない。ところが最近、見るとはなしにマイレージバンクを覗いたところ、3,300マイルが貯まっているではないか。多分、カード更新時のボーナスマイルかなんかだろう。何だか得した気分。
なお、TGの日本語サイトで予約したところ、福岡→バンコク間は最新機種B787になってました。ところが、冬期スケジュール(10月26日~)からの投入予定が、いつの間にか11月1日からになり、つい先日には再延期(11月11日~)されたばかり。現在、TGでは2機しか保有しておらず、羽田、パース(豪州)線で運航しているが、10月に予定されていた3機目のデリバリーが遅れているのでしょう。
TGのB787ビジネスクラスは、フルフラット(ベッド状)になるんですね。昼間便なれど、寝そべって行けるとは嬉しい限り。
Thai Airways Boeing 787-8 Dreamliner Cabin Tour
機内食もお好みで事前予約が可能。
前回、往路(和食=鰻の蒲焼き)・復路(タイ風車海老のソテー)にしたところ、鰻さんも悪くはないが海老さんがたいそう美味かった。タイの航空会社だから、流石にタイ料理はお手の物といった感じ。
ところで、お土産の音楽メディアに何がよいかと物色していたら、面白いDVD(CD)を発見。
CD+DVD : La-Ong-Fong - Feel Romance
ละอองฟอง(ら・おん・ふぉん)とかいうミュージシャンのことはまったく知らなかった。発音から想像してチャイナ系と思いきや、生粋のタイ人バンドでした。
แอบชอบ(えっぷちょーぷ) by ละอองฟอง(ら・おん・ふぉん)
動画へのコメントを読んでもらうため、敢えて埋め込まずリンクを貼りました。
日本語歌詞字幕の下に出るタイ文字は、そのタイ語訳かと思ったら、日本語の発音をそのままタイ文字に置き換えただけですね。それにしても、語学能力の高さには驚かされます。下手な今時の我が国アイドル歌手よりも、よほど日本語らしく聞こえる。「あたし(添えられたタイ文字字幕もそう発音するようになっている)」の部分を「わたし」と正確に発音しているところなど、一夜漬けの日本語学習ではない証拠。
なにゆゑ「長崎」なのかわからないが、子供相手といえども同レベルになって愉しむなんぞ、如何にもタイ人らしい気質といったところか。我が国民性(いや、誤解されると困るので「私奴」としておこう)としては、なかなかここまで出来かねますけど・・・。
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