毎月始には新記事を載せるようにしないと、左側のカレンダーが最終更新月のまま、いつまでも変わらなくて具合が悪いんですよね。というわけで、姑息な手段を恥じつつ何でもいいから書いておこう。
航空各社は、先の日曜日(3月30日)から夏期スケジュールに変わった。欧米のサマータイム(夏時間)と関係があるのだろうか。何となくそんな気がして調べてみたら、時期がまったく一致するのでやっぱり間違いなさそう。何の関係もない日本や多くの国々の人々にとっては、混乱を招くだけで甚だ迷惑な制度である。
夏時間と言えば20年ほど前の3月、独墺旅行の帰国便に危うく乗り遅れそうになったことがある。そのときはフランクフルト空港内ホテルに前泊かつ午後の便で、一時間早まっても幸いなるかな事無きを得た。しかし、夏時間の知識なんて皆無だったし、まして帰国日と重なろうとは考えもしなかった。気づいたのはホテルで起床した時。テレビを点けたらニュース番組のデジタル時計が自分の腕時計より一時間早まっているではないか。それにしても、ちょうど一時間狂うとは考え難い。などと首を傾げつつ、結局はテレビの時刻を信用して正解。着いた空港の時計もそうなっていた。
ところで、ANAのマイルが貯まって東京(羽田)~チェンマイ間往復特典航空券(いわゆる「タダ券」)を入手した。全行程がTG(タイ国際航空)のビジネスクラスである。こういうとき、航空各社のアライアンス制度が有り難い。ANAとTGは同じスターアライアンスグループなので、TGのフライトでもANAのマイルに換算されて貯まる仕組み。また、ANAでマイルを貯めれば、TGのタダ券も手に入るといった寸法。
JALのマイレージカードも持っているが、ワンワールドグループなど滅多に使わない。したがって、8年ほど前のパラオ旅行で貯まったマイルも、敢えなく時効消滅して現在0マイルの憂きありさまである。
なぜANAでなくTGにしたかというと、座席シートや食事等のハード面が素晴らしい。日本の航空会社はソフト面なら世界トップ水準にあるものの、ハード面が著しく遅れをとっている。例えば昨年11月のチェンマイ旅行時、羽田~福岡間はANAの最新鋭機787にしたが、国内線とはいえ横9列普通席じゃ寿司詰めのバスといった感じで、お世辞にも快適とは言い難かった。なるほどトイレはTOTOの「ウォシュレット」で旧来とはひと味違っていたが・・・。
国際線座席も同様。ANAの羽田~バンコク間ビジネスクラス座席がこれではねえ。JAL同区間の場合、少し頑張ってはいるものの、この程度ですよ。如何に国粋主義者と雖も、敢えて日の丸機(?)にする理由がない。それに比べてTGの場合、日本路線では必ず日本人CAが乗務していて言葉が通じぬ不安はないし、ほぼフルフラット(約170度)にリクライニングするので快適そのもの。寝そべることが出来るし、何と按摩機能まで備えているのですよ。TGロイヤルシルク(ビジネス)クラス座席シート
食事を見てみよう。
今回のタダ券(Cクラス特典航空券)、実際に購入すると幾らぐらいになるのだろうか。TGの日本語サイトでなく本家で調べてみたところ、土日発着便とあって何と¥298,000-でした(¥30,280-の諸費用だけは別途支払済みで除外)。本家本元で購入しようと日本発着便は、タイバーツでなく日本円で表示されるんですね。
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