韓流ドラマでは、美人女優が続々と登場する。
http://matome.naver.jp/odai/2128469075805173401
“観る”だけなら目の保養にもなって、悪かろうはずがない。しかし万が一、いつも傍に居られたら心安まるヒマもなく、とても耐えきれそうにない。逃げ出したくなる。いや、それより先に先様がこちらをお嫌いなさるだろうから、余計な心配は要らないか。とにかく口達者で気が強く、自己主張の激しい女ばかり。つい期待する昔ながらの貞淑で清楚な女など、何処を捜しても出て来やしない。
“貞淑”とは、誘惑や困難に動ぜず物静かで慎み深いこと。また、“清楚”とは、飾り気がなく清らかな姿をいう。この点からすると、皆無ではないにしろ、韓流女優は対極にあるように思う。おおかたのドラマで、女同士の派手な取っ組み合いさえ観られる。誤解のないようお断りしておきますが、あくまでドラマを観た印象だけで書いているので、これが実像というわけではありません。
韓国で放送時、高視聴率だったという『人魚姫』(KBS-TV 2001年 全246話)を観てみよう。とりわけ女性視聴者に人気があったらしい。
☆ 人魚姫 第1話 ☆
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00005/v09901/v1000000000000001057/
2年がかりの一大長編ドラマだが、韓流ではお馴染みの単なる「復讐劇」に過ぎず、先が読める物語自体はたいしたことない。それにしても、韓国人の“復讐好き”は何としたことだろう。こんな間延びしたドラマに、なにゆゑ女性ファンが熱中するのかも理解できない。
ヒロインのアリヨンを演じるチャン・ソヒ(창서희;張瑞姫)さんは、冒頭リンク先に名前こそ載ってないものの、かなりの美人。しかし、復讐心を秘めた役どころだけに、往々にして表情は冷たく硬い。苦手だなあ、こういうタイプ。
劇中、マ・マジュン(チョン・ボソク)がイエヨン(ウ・ヒジン)に語るのが、独身男どもの平均的な“理想の女性像”であろう。それはそれとして、マーガリンことマ・マリン役のイ・ジェウン(이재은)さんを好む。失礼ながら取り立てての美人じゃないし、貞淑で清楚というイメージからも遠い。ゆゑに、いつもヒロインに意地悪する恋敵役かカネや地位をひけらかす嫌味な役どころが多い。
このドラマでも、イエヨンと喧嘩ばかり。両者入り乱れて髪の毛を毟りあう壮絶な(?)乱闘シーンもある。だがしか~し、終わってしまえばケロッとしていて後腐れがない。だから、嫌味な所業も許せちゃう。それに、どことなく周囲を明るくさせる雰囲気を持っている。もっと言えば、やることが子供っぽくて間抜けな一面が見え隠れするんですね。
☆ イ・ジェウン(이재은) ☆
http://contents.innolife.net/listt.php?ai_id=645
はは~ん、もともと子役出身だったんですか、どうりで。歌手兼業とは知りませんでした。どんな歌を歌ってるんでしょう。
まあ、おバカなところがあるほうが、完璧な女より数段好ましい。日本でいえば、この人(↓)あたりでしょうか?
☆ 釈由美子オフィシャルブログ ☆
http://ameblo.jp/yumiko-shaku/entry-11052785299.html
「本日も余裕しゃくしゃく(“釈釈”の洒落か)」で、おバカなことをやってくれてますね。
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