探せばいろいろあるものですね。これまで視聴した韓流ドラマで、端からOST盤が出ていないものを除き、ほとんどの音源を聴くことが出来ました。
どれも似た感じがするのは、ドラマのために作られたオリジナル曲もあるにはあるが、どうやら既存曲を多く用いているようですね。ドラマ自体は騒々しくて賑やかなものが多いのに反し、挿入歌に寂寥感漂う佳曲が多いのは、そうした裏事情もあるのでしょうね。
☆ 「1%の奇跡」~初恋 ☆
韓国語を解せない者にとって、日本語字幕はありがたい。
高慢で粗暴な財閥御曹司と平凡な家庭で育った中学校国語教師の恋愛物語。こういう図式となると一般に、結末が“玉の輿”と予想されるわけですが、先生のほうが御曹司の性格を変えてしまう意外な展開。
恋敵に“悪魔”呼ばわりされた御曹司の『天使に天使は不要。悪魔にこそ天使が必要。』という台詞(大意)が妙に印象に残ったドラマでした。
このドラマに限らず、現代コリアはクリスチャン国家かと見紛うほど、聖書や西洋起源の引用句が多用される。
☆ 「ランラン18歳」~ソッチョックン ☆
主役の女子高生ユン・ジョンスクを演じるハン・ジヘさんは、伝統的な韓国女性を思わせる容貌をなさってますね。従って、韓服がよくお似合いでした。
余談ながら、邦題が「ランラン18歳」、漢字で「朗朗18歳」ですけど、原題「낭랑18세」のローマ字表記は、“Nang lang sibpai seh(ナンラン・シップパイ・セ)”だそう。日本での「ランラン」を、韓国では「ナンラン」と発するのだろうか。
さらに面白いことに、十(10)の発音がタイ語の“สิบ(sib)”と同じなんですね。何か泰韓間で文化の接点があるのでしょうか。タイ滞在中、国内ドラマのDVDだと思って手に取ると、韓国ドラマだったりして・・・。それほど、タイのDVD屋さんには韓国ドラマが蔓延ってます。タイと韓国には、DVDリージョンコードが同じ“3”という共通点があるからかな。でも、韓国がNTSCに対し、タイはPAL方式ですよねえ。
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