☆ FANｔｖのこと ☆
FANｔｖとかKaraokeVCDの話ばかりで、お前何しにタイへ行ったんだ、と変に思われるかもしれませんが、すっかり病みつきになってしまいました。
FANｔｖは何もタイ演歌ばかり流しているわけではなく、ライブショウやポップス、ロックコンサート等も放送しており、くだらないお笑いトーク（タイ語だから何が何だかわからないが。）の番組もあります。そんななか、毎晩午後九時（日本時間午後十一時）から、明らかに懐メロを集めたような一時間番組があって、これを愉しみに視てるんですよ。
見るからにベテランらしい小母さん演歌歌手（失礼）が番組進行役で、時々小父さん歌手がゲスト出演したりして、自らも歌ってくれます。で、注意深く聴いてると何だかどれも聞き覚えのあるメロディなんですね。タイ語で歌われるからそれと気づきませんでしたが、昭和二十年代から昭和四十年代前半ぐらいまでの日本の歌謡曲が混ざっているではありませんか。例えば「リンゴ追分」「ここに幸あり」「港町ブルース」などなど。タイ歌謡オリジナルといっても違和感がないほどしっくりくる感じです。
日本ではとっくの昔に廃れてしまった、非常にロマンチックで夢多き曲調に仕上がっており、自分の子供時分を思い出して何だか懐かしくなってしまいます。懐メロを離れても、現在進行中で働く若者を扱った曲や純愛路線の歌など、日常生活のなかからうまれたような新作が流行っているのですから、嬉しい限りです。日本だって、その昔はこうだったんだがなあ。
今日（25日）、FANｔｖで放送されたMVを一曲貼っておきます。
歌ってるゴット・チャクラパン（ก๊อด จักรพรรณ์）さんの、ちょっと鼻にかかった声質がいいですね。どうでもいいけど、MVに出てくる女優さんって、どうしてこんなに純情可憐で美形の人が多いんだろう。
お休みなさい。
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