《 第40話 》 「美わしの呼声」
【 あらすじ 】 どくろ仮面は月光仮面の抹殺と柳木博士の身辺調査をタイガーに命ずる。あや子は柳木邸に戻った祝に月光仮面から贈られたオルゴールを聴かせると月光仮面が現われる。月光仮面は危険がないことを確かめて去り、月光仮面の歌が柳木邸に響く。
月光仮面を見失ったどくろ仮面とタイガーの会話。
どくろ 「タイガー、お前の責任だぞ。どんなことがあっても月光仮面を抹殺しろ!」
タイガー 「はっ。わかってます。」
どくろ 「タイガー、お前はとみ親娘に連絡して柳木の身辺を探らせろ。出来れば田坂にもう一芝居うたせるのだ。」
タイガー 「とみにですか?」
どくろ 「そうだ。あや子はとみに同情をしている。アダラ・カーンはもう顔を見られているから拙い。祝十郎が戻ってきた以上は、田坂とカーンの関係も疑われんよう手を打つ必要がある。とにかく今夜中に田坂に連絡をするんだ。いいか。」
タイガー 「わかりました。」
どくろ 「ユリと一緒になりたければ、月光仮面を必ず倒すのだ。」
タイガー 「祝十郎は?」
どくろ 「祝よりは、まずは月光仮面だ。う~ぬ、忌々しい月光仮面め~っ。」
個人的な恋愛感情を己のよからぬ目的のために利用するとは、どくろ仮面は、やっぱり卑怯者ですね。
これが悪党どもの手口ですから、気をつけましょう。
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