《 第26話 》 「奇襲戦法」
【 あらすじ 】 どくろ一味のアジトに現われた月光仮面は繁と木の実、五郎八を助け出す。アジトに戻ったどくろ仮面は、月光仮面がアジトに潜入したことに気付き、月光仮面を亡き者にしようと部下を突入させる。外で待つどくろ仮面に、田坂が警察が来ると知らせる。
第25話からの続きの場面。
五郎八 「ちくしょう、おぼえていろ。月光仮面に言いつけてやるから。」
お由 「ゐっひっひっひ。いくら月光仮面でも、このアヂトだけはわかりゃしないよ。」
カーン 「もしわかったとしても、此処へ入ったら袋のネズミ。ノックアウトだ。」
そこへ、「月光仮面の歌」。
手下 「おっ、月光仮面だ。やっぱりこの中にいるんだ。」
五郎八 「あっははは、ざまあみろ。月光仮面、助けてくれ~。」
月光仮面が助けに来る。カーンの拳銃を撃ち落とし、
月光 お由に 「さあ、五郎八の縄を解け。早く。」
お由がしぶしぶ五郎八の縄を解くと、
五郎八 「このクソババア。」とお由を張り倒す。
月光 「五郎八、子供たちを連れて先に表へ出ろ。」
五郎八 「はい。」 お由とカーンに向かって 「えへへん。」
通路に出て、
月光 「どくろが帰って来たらしい。よし、と言うまで向こうの荷物の陰に隠れているんだ。」
繁 「小父さんは?」
木の実 「一緒に逃げないと危ないわ。」
月光 「ははは。心配は要らんよ。さ、早く。」
木の実の気遣いがいぢらしいですね。大変にも関わらず、自分よりも、他人の身を案じています。少女にして、すでに女らしい女といったところか。五郎八がバテレンお由を張り倒すのは行き過ぎでしょう。しかし、視聴者に代わって、鬱憤を晴らしてくれたようで、ある意味痛快、溜飲の下がる思いではありました。
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