《 第27話 》 「アジト急襲」
【 あらすじ 】 繁と木の実、五郎八はアジトを脱出。月光仮面は3人を避難させると、どくろ一味と銃撃戦を繰り広げる。松田警部と警官隊も到着してアジトに踏み込むが、どくろ一味は裏口から逃げていた。アジトにダイナマイトを仕掛けて逃げ出すどくろ仮面の車に…。
脱出して外へ逃れた四人。
五郎八 繁・木の実の手を引いて 「よかったねえ。」
月光 「さあ、いよいよアヂトの攻撃だ。危ないから安全地帯に身を避けて居給え。」
五郎八 「先生は?」
月光 「ははは。先生と呼ばれる程の者ではない。とにかく子供たちに怪我をさせては拙い。さ、早く。」
五郎八 「はい。」
そこへ、一発の銃声。
月光 「危ないっ。」と己の身体を盾に、三人を庇う。
月光仮面の仕草、何処かで見たと思ったら、子供向け活劇映画には必ず出てくるポーズですね。男が女を、大人が子供を、要するに自分より弱い立場の人間を護ろうとするときの態勢です。最近は、こうした姿を目にする機会に恵まれません。何しろ、我先に逃げ出してしまう世の中ですから。
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