第四學年用第二一課「八幡太郎」
一、駒(こま)のひづめも匂(にほ)ふまで、
「道(みち)もせに散(ち)る山櫻(やまざくら)かな。」
しばしながめて、「吹(ふ)く風(かぜ)を
勿來(なこそ)の關(せき)と思(おも)へども、」
かひなき名(な)やとほほ笑(ゑ)みて、
ゆるく打(う)たせしやさしさよ。
二、落(お)ちゆく敵(てき)をよびとめて、
衣(ころも)のたては綻(ほころ)びにけり。」
敵(てき)は見(み)かへり、「年(とし)を經(へ)し
絲(いと)のみだれの苦(くる)しさに、
つけたることのめでたきに、
めでてゆるししやさしさよ。
歌はまったく知りませんでしたが、八幡太郎義家の故事は子供の頃から知っていました。
唱歌としてはともかく、このような歴史上の人物を、(小学校で)どうして教えなくなったのでしょうね。理解に苦しみます。
ありがとうございました。
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