第四學年用第四課「靖國神社」
一、花(はな)は櫻木(さくらぎ)、人(ひと)は武士(ぶし)。
その櫻木(さくらぎ)に圍(かこ)まるる
世(よ)を靖國(やすくに)の御社(みやしろ)よ。
御國(みくに)の爲(ため)に、いさぎよく
花(はな)と散(ち)りにし人人(ひとびと)の
魂(たま)は、ここにぞ鎭(しづ)まれる。
二、命(いのち)は輕(かろ)く、義(ぎ)は重(おも)し。
その義(ぎ)を踐(ふ)みて大君(おほきみ)に
命(いのち)ささげし大丈夫(ますらを)よ。
銅(かね)の鳥居(とりゐ)の奥(おく)ふかく
神垣(かみがき)高(たか)くまつられて、
譽(ほまれ)は世世(よよ)に殘(のこ)るなり。
いよいよ「靖國神社」です。もちろん、学校では習ってませんし、つい最近まで知らなかった唱歌です。
「命は輕く、義は重し。」の一節が左巻き派恰好の攻撃目標になっていますね。自分も「真意」を理解するのに時間がかかりました。福田赳夫元総理だったかに「人間の命は地球より重い。」と言わしめた価値観とは対極にある精神でしょう。
しかし、かように「生の尊厳」を主張するならば、その裏には「死の尊厳」があることを自覚せねばならない。やっぱり、戦後日本人は、先人の心から遠く離れた世界をさまよっている気がします。
ありがとうございました。
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