タイでも、IT化が進んでいる。一般家庭にどの程度、PCが普及しているかは、知らないが、少なくとも表面的にはそう見える。いま、このブログは、ホテルの自室から送信中だ。無線LANによるインターネット接続料金は、1時間当たり50バーツ(150円)である。宿泊中のホテルは、昨年開業したばかりで、コンピュータによる全館集中制御システムを採り入れている。フロントのPCを覗き見したら、在室状況が一覧で表示されていた。部屋鍵も、カード式電子錠だった。
ところが、4日目になって、突然、カードリーダーが読み込まなくなった。緑ランプが点灯せず、ドアが開かない。従業員が再発行のうえ、何度か試してくれたが、だめである。結局、昔ながらのアナログ鍵を渡されるハメになった。ほかの宿泊客も、同様な症状を訴えていたから、日常茶飯事なのかもしれない。便利なようで不便でもある。
ホテルに近いところに、パソコンの小売店が並んでいる。北西のセントラルデパートには、ワンフロアーを使って、パソコン製品がいっぱいだ。ナイトバザールそばのパンティッププラザも、パソコン用品で溢れている。だが、客足はまばらである。タイは、貧富の差が激しいが、国民一人当たりの平均年収が20万円というお国柄、庶民には高嶺の花なのだろう。
インターネットができる街の接続小売店では、子供がインターネットゲームに興じるだけ、が現実である。パソコン本体は、国産・中国・韓国製などが10万円前後で売られているが、日本等の大手メーカー製品は、秋葉原・日本橋価格よりかなり高い。以前、タイ語のキーボードを買って帰ったが、確か500バーツ(1500円)ぐらいだったと記憶している。本体・プリンタ等の価格は高めでも、パーツ類は種類も多く比較的安い。こちらにきたら、タイ語のロゴ入りマウスパッドなど、おみやげにいかがですか。
今日は、これからバンコクに移動します。ホテルで接続できないかもしれないので、ひょっとしたら更新をパスせざるを得ないかもしれません。そのときは、悪しからずご了承ください。
写真は、ホテル自室。ここからブログを送信中。
2006年3月17日(金)の記事
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