タイの首都バンコク

　やっぱりバンコクのホテルは、無線ＬＡＮが利用できませんでした。そんなわけで、昨日は更新をパスさせていただきました。

　夕方、無事生還を果たしましたので、今日からは、自宅からの送信になります。それにしても、東京は風が強いせいか、寒いですね。バンコクは、３５度前後で蒸し暑かったです。２０度以上も温度差があれば、当たり前ですね。

　タイの首都バンコクは、チェンマイとは違って、東京に近い感じがします。地下鉄、モノレール、ちゃんとした乗合バス、メータータクシーもあります。それに、まだ不動産バブルが続いているのか、ホテルの周りはビル建設ラッシュでした。作業を観察していると、いたってのんびりしており、この日はどこまですすんだのか、ちっとも変わらない様子です。しかし、一人前に騒音があるので、これには閉口しました。

　ホテルは、スクンヴィット通りにある、スイスパークという１泊４０００円（朝食付）の中級ホテルでした。なぜか、利用客はほとんど日本人で、従業員も簡単な日本語を話します。古い建物なので、部屋のドアはオートロックでなく、いまどき珍しい鍵をかける方式でした。

　近くには日本料理店も多く、おとといはカツカレー１８０バーツ（５４０円）、昨日はラーメン１１０バーツ（３３０円）を食べましたが、味はともかく、値段が東京並みです。チェンマイに比べて、二倍近いと思いました。便利ではあっても、これではタイに来た甲斐がありません。

　やっぱり、バンコクは、タイの政治・経済の中心地です。喧騒と公害は人が集まるところではいたし方のないことかもしれません。大都会共通の悩みでもあるでしょう。その点、チェンマイは、もっとおおらかで、日本の地方都市が持つ人情味を感じます。人間の情というのは、豊かさや便利さとともに消えていくものなのでしょうか。

建設ラッシュのバンコク・スクンビット通り周辺
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2006年3月19日(日)の記事