きょうは、「建国記念の日」である。自分の“国”がある有難さをかみしめ、その恩恵に浴していることへの感謝の気持ちを奉げ、率直にお祝いしよう。午前9時になってベランダに国旗を掲揚した。白地に赤の日の丸は、青空に映える。すがすがしい気分だ。
ところで、この日は昭和41年に制定された。それ以前に「建国記念の日」などなかった。どうして2月11日なのだろう。資料によると、戦前のこの日は「紀元節」と呼ばれ、神武天皇即位の日を記念したという。なるほど、紀元暦の起源としてはふさわしい。自然発生国家日本で、建国日を特定しこじつけるには、やはり無理がある。ここは「紀元節」としよう。
いまの祝祭日は、ご都合主義で、ごまかしやこじつげが多いように思う。みんなで祝う、奉祝気分が盛り上がってこない。そこで、次のような改定案を提起する。
《 新設 》
・「主権回復の日」4月28日→アメリカ占領下から独立を回復した日。
《 廃止 》
・「憲法記念日」5月3日→占領下の屈辱憲法発効の日。
・「みどりの日」5月4日→制定の趣意が曖昧。
・「海の日」7月第3月曜日→制定の趣意が曖昧。
《 改定 》
・「元日」1月1日→「四方拝」に戻す。
・「成人の日」1月第2月曜日→1月15日に戻す。
・「建国記念の日」2月11日→「紀元節」に戻す。
・「春分の日」3月21日ごろ→「春季皇霊祭」に戻す。
・「昭和の日」4月29日→「昭和節」に改定。
・「敬老の日」9月第3月曜日→9月15日に戻す。
・「秋分の日」9月21日ごろ→「秋季皇霊祭」に戻す。
・「体育の日」10月第2月曜日→10月10日に戻す。
・「文化の日」11月3日→「明治節」に戻す。
・「勤労感謝の日」11月23日→「新嘗祭」に戻す。
・「天皇誕生日」12月23日→「天長節」に改定。
《 現行どおり 》
・「こどもの日」5月5日
2006年2月11日(土)の記事
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