韓国代表団〝特別面会〟は失敗か
岸田首相、反対意見押し切り…韓国メディアは「譲歩」示唆、
報道放置すれば事実捻じ曲げる危険
4/27(水) 17:00配信/夕刊フジWEB版
岸田文雄首相は26日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が派遣した「政策協議代表団」と官邸で面会した。韓国側による一連の「反日」暴挙への解決を待たず、反対意見を押し切って〝特別扱い〟したかたちだ。これに対し、韓国メディアは「岸田政権の譲歩」を示唆するような報道をしている。
「日韓関係を健全な関係に戻すべく、日本の一貫した立場に基づき、尹次期政権とは緊密に意思疎通を図りたい」「国と国との約束を守るのは国家間の関係の基本だ」
岸田首相は、韓国代表団との面会後、記者会見でこう語った。両国関係の改善は韓国側の努力次第と、くぎを刺した。
ところが、韓国メディアの報道は違う。
「韓日両国が未来志向的な関係に発展するよう、共同利益のため互いに努力しなければならないとの認識で一致した」(26日、聯合ニュース日本語版)、「韓国人が日本を訪問する際の隔離免除、ビザ免除措置の復活(中略)を提案し、岸田首相が肯定的な立場を表明した」(同日、朝鮮日報)などと、日本側の〝努力〟や〝譲歩〟を報じる内容となっている。
林芳正外相の満面の笑顔の写真を掲載したメディアもある。
自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」代表の青山繁晴参院議員は「日韓両国が『互いが努力することで一致した』という報道は誤りだ。私は、岸田首相から事前に『韓国側から具体的な関係改善の行動が示されない限り、政権の姿勢は変わらない』と聞いている。日韓関係を戦後最悪にしたのは、理不尽な『反日』行動を続ける韓国の責任だ」と語った。
今回の特別面会をどうみるか。
朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「韓国人は、自らの願望を優先して、事実を捻じ曲げてでも都合のいい方向に話を持っていく民族性がある。報道を放置すれば、韓国次期政権は『日本も努力すべきだ』『岸田首相が認めた』などと主張しかねない。早急に報道を否定すべきだ。岸田首相は油断していたのか…。面会に応じたのは失敗だった」と分析した。
■文政権下での主な「反日」暴挙
・韓国国会議長(当時)による「天皇陛下(現上皇さま)への謝罪要求」
・韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件
・日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定
・いわゆる「元徴用工」訴訟をめぐる異常判決
・自衛隊旗(旭日旗)への侮辱
・不法占拠する島根県・竹島への韓国警察庁長官上陸
・世界文化遺産への「佐渡島の金山」推薦に反発
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一、日韓に横たわる歴史問題などが、膠着した状態に陥っている現時点で、岸田首相が韓国の代表団と会うことは、まさに時期尚早であり、嫌な予感が的中したと言えます。
また、表題にある「……報道放置すれば事実捻じ曲げる危険」とは、これまでの日韓の経緯を省みると、たいへん的を射た見解ではないでしょうか。
「無かったことは有ったことに、有ったことは無かったことに、或いは歪曲する」更には「自分たちの主張や行為は正当化し、同じことを相手がすれば批判する」という姿勢に悩まされ続けた日本といっても過言ではありません。
韓国側の意向を要約すると、1965年に締結した日韓請求権協定で不可逆的に解決している慰安婦や徴用工問題を、「日本と協力して解決したい」ということのようです。しかし、『一度不可逆的に解決した問題を解決したい』という韓国側の要望は矛盾しているのではありませんか。
全てのボールは韓国側にあります。
二、過去の韓国政府、マスコミのこのようのことに関する報道は必ず
自国の都合のいい様に捻じ曲げて結果を発表するのは今に始まった
事ではない。それを分っていながらくぎを刺さなかった岸田政権の
詰めの甘さが露呈したものと受け取ってもおかしくないと思う。
いまからでも遅くないので韓国報道を否定してハッキリと韓国政府
の条約履行を確約させて今後の蒸し返しは認めないと表明すべきである。
一切譲歩はやってはいけない、やったら岸田政権はお終いと思うべきだ。
三、そもそも未だに反日洗脳教育を行っている時点で関係改善の協議など無理でしょう。
『まずは反日教育を止め、国際法を守り、日韓基本条約・日韓請求権協定と言う国家間の条約を守り、不可逆的に解決とした慰安婦合意の内容を誠実に履行し、日本の自衛隊機に対する火器管制レーダーの照射についての原因究明、関係者の処分、日本に対する誠実な謝罪を行ってからの話だと』なぜ日本政府ははっきり言えないのか?
日本政府もいい加減に過去隣国の行って来た手のひら返しには、もう騙されないように対応して欲しいものです。
対応を誤れば、岸田政権の崩壊、自民党の崩壊につながる事を自覚すべき。
岸田総理には聞く力も大事ですが、日本の国を引っ張るには正しい決断力が重要であることを再度認識すべきです。
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敵性国家であれ同盟・友好国であれ、見境なく善隣友好を唱える岸田政権の外交は、良くも悪くも戦後ならではの〝愚策″である。少なくとも戦前は、国際社会の一員として、【弱きを救け強きを挫く】我国の正義を貫いていたと思う。人種差別撤廃案発議然り、欧米列強からのアジア植民地解放を大義とする大東亜共栄圏構想然り、である。
【弱きを救け強きを挫く】とは、横暴な強者(=支配者)から弱者(=被支配者)を救うという意味で、任侠(≠ヤクザ)の世界で持て囃された。
【任侠】-にんけふ-
男の面目を立てとおし、信義を重んじること。
弱きを助け強きをくじき、義のためには命も惜しまない男らしい気性に富むこと。
また、そのような生き方をする人。
韓流ドラマに『信義-シンイ-』(SBS/2012)というのがある。録画保有しているが未見のため物語は不明なるも、ヒロインが整形外科医という設定になっている。ハングル原題が『신의-しんゐ-』。ハングルは表音文字なので、漢字の「信義」とも「神医」とも「新義」とも採れる。それに韓国は小中華思想、【溺れる狗を叩く(弱い者いじめ)】を文化とするお国柄だ。とても「信義」に篤いとは思えない。ゆゑに、「信義」は誤訳で、「神医」とするのが妥当ではないのか。
【信義】-しんぎ-
真心を以て約束を守り、相手に対する道義的な務めを果たすこと。
彼国が信義則を守らないことは、先刻承知のはず。岸田総理自身、外相時代に慰安婦合意を反故にされているではないか。韓国側が反日姿勢を改めない限り、ズルズルと譲歩をくりかえすようであれば、またぞろ舐められることは必定、お人よしもいい加減にしてもらいたい。
日韓関係だけ見ると岸田内閣のにやけた外交に腹が立つが、裏で米中の鬩ぎ合いが影響していると思う、米国が文在寅現政権の親中従北路線に危機感を抱いていたのは間違いないだろう、米国にしてみれば、日本も韓国も同盟国である。仲間割れしてる場合ではないとの焦りがあったろう、いちおう保守系と観られる尹錫悦新政権が誕生するのを機に、関係改善してくれ、との米国の強い要請を受けて、日本側が従ったというのが真相ではないか。
いずれにしても、外国の意向に沿ってコロコロと方針を変えるなど、独立国としての矜持もヘチマもあったものではない。嘗て我国を占領したGHQの親玉マッカーサーは『日本は12歳(の子供に過ぎない)』と嘯いた。戦闘終結直後だから言えたセリフである。戦闘中は、その12歳児の特攻に散々苦しめられている。マッカーサーの虚言が、現代に真実となって甦ったかのようだ、
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