ウクライナに無関心?ゼレンスキー大統領演説も空席だらけの韓国国会
スマホいじったり、居眠り…国際社会への貢献や責任感を果たす自覚なし
2022.4/14 11:30 配信/夕刊フジWEB版
ロシアの侵攻を受けたウクライナを西側諸国が団結して支援するなか、〝一線を画す〟のが韓国だ。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が韓国国会で行ったオンライン演説は空席だらけで、兵器支援要請も拒否したという。任期切れ間近の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、なぜこんな態度なのか。
「生き残り、勝ち抜くにはさらなる助けが必要だ」「韓国は1950年代に戦争で多くの犠牲を出したが、打ち勝った。当時、国際社会が支援した」
11日に韓国国会で約15分間のオンライン演説を行ったゼレンスキー氏は、こう訴えた。心血を注いだ演説は、韓国側からの提案によって実現したにも関わらず、出席したのは国会議員300人のうち50人程度。場所も本会議場などではなく、国会図書館で行われた。
朝鮮日報によれば、演説中に背もたれを倒して演説を聞く議員や、スマホをいじったり、居眠りをする議員までいたという。日本など多くの国では演説後にスタンディングオベーションが行われたが、韓国ではそれもなかった。
ゼレンスキー氏は、韓国にはロシアのミサイルを防ぐための軍事装備があるとして、軍事支援を要請していた。しかし、聯合ニュースによると、文政権は殺傷能力を伴う対空防衛兵器の支援は不可能だとする立場を崩さなかったという。
これまで韓国政府はウクライナから避難民190人の受け入れや、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相が北大西洋条約機構(NATO)外相会合に参加するなど、西側諸国と足並みをそろえてきたが、ここにきてウクライナに距離を置き始めたように見える。
龍谷大の李相哲教授は「政権交代時期にある韓国国会は、6月に地方選挙も控えているため、国際社会に関心が低い」と解説した。
そのうえで、文政権の「従北」姿勢が背景にあるとみる。
「文政権は北朝鮮と近いロシアを明らかに敵に回すような態度を取りたくないのだろう。国際社会への貢献や責任感を果たすという自覚のなさは文政権の総決算ともいえ、朝鮮戦争で多くの西側諸国に支えられたということすら忘れている」と指摘した。
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韓国のクアッド出席「打診ない」 松野官房長官
4/14(木) 12:07配信/JIJI.COM(時事通信社)WEB版
松野博一官房長官は14日の記者会見で、5月下旬の日本開催を調整中の日米豪印(クアッド)首脳会議をめぐり、韓国の尹錫悦次期政権がオブザーバー出席を打診したとの一部報道について「打診がわが国に対して行われた事実はない」と述べた。
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一、韓国のイ次期政権の誰が言い出したのか?米韓軍事演習をやめたり、日本を敵視してレーザ照射したり、竹島の不法占拠を続ける国がクワッドにオブザーバー参加打診?韓国は太平洋に軍事的利権はなんらないはずです。彼らが参加して、日本や豪州にメリットがあるのでしょうか?何もありません。かえって振り回されて、中露朝に機密情報を漏らされれるリスクしかありません。レッドチーム入りした韓国を信用できるわけないでしょう。韓国とは断交したほうが我が国の益になります。彼らとの交渉は経済的時間的不利益にしかなりません。
二、クワッドプラスワンとかG8とか元々の枠組みに割り込む考えが情けない。
最初からお呼びでないからこそ立ち上げ期に除外されてるのにさ。
ウクライナ問題では全てスルーして国際的に信用出来ないレッドチームなんだから、自称バランサーで自国のピンチだけ他国に擦り寄る国民性には世界の厳しい目にまだ気づかないのか?
三、国家間の条約や合意を いとも簡単に一方的に反古にするような国を、安全保障に関わるような組織に入れるべきではない。しかも、それをうやむやにして首脳会談の話をする信頼できない国は、いつ裏切るかわかりません。
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夕刊フジが右派系紙とすれば、共同通信社ほど酷くないにせよ時事通信社も左派寄りメディアに属する。従い、夕刊フジが韓国左派与党を酷評するのは解るが、時事通信のコメント欄まで非難轟轟だ。その原因は政治イデオロギーというよりも、むしろ利己主義(エゴイズム)に凝り固まった国民性にあると思う。
これまで、諄いほど公(おほやけ)私(わたくし)に関わる人間関係について書いてきたが、公益=他人のため(利他)・私益=自己のため(利己)と置き換えると分かり易い。公益の場合、構成員たる自己も含むが、まあそれは一先ずおいておこう。重要なのは、他人のため(公益)か自分のため(私益)かの動機である。
よい日本人になるには、ちゅうぎのこゝろを、もたねばなりません。おとうさんや、おかあさんには、こうこうをつくし、きょうだいとは、なかよくし、ともだちには、しんせつにし、めしつかいをあわれみ、きんじょの人には、よく、つきあわねばなりません。
なにごとにも、しょうじきで、こゝろのとがめるようなことをせず、ゆうきがあって、しんぼうづよく、ものごとに、あわてぬようにし、じぶんのことは、じぶんでし、そして、なんぎをこらえねばなりません。また、からだをじょうぶにし、けんやくをまもって、しごとに、せいださねばなりません。
そのほか、れいぎをまもり、じまんをせず、おんをうけては、わすれぬようにし、人をそねむようなことなく、どりょうを大きくし、人のものを、だいじにせねばなりません。
かように、じぶんのおこないをつゝしんで、よく、人にまじわり、そのうえ、よのため、人のために、つくすように、こゝろがけると、よい日本人になれます。
小学館文庫「尋常小学修身書」(八木秀次監修)第三学年用より
戦前教科書の根幹には、『教育勅語』-十二の徳目-があった。
①孝行・・・親に対する孝養
②友愛・・・兄弟姉妹は仲良く
③夫婦の和・・・夫婦は睦まじく
④朋友の信・・・友達同士の信頼
⑤謙遜・・・己の言動を慎む
⑥博愛・・・全ての人に愛を
⑦修学習業・・・勉学に励み職業を身に着ける
⑧智能啓発・・・智慧を養い才能を伸ばす
⑨徳器成就・・・人格向上に努める
⑩公益世務・・・世のため人のために尽くす
⑪遵法・・・法令規則を守り、社会秩序に従う
⑫義勇・・・勇気を以て国家のために尽くす
戦後生まれの自分は、『教育勅語』など当然習ってないし知らない。けれども、改めて十二項目を観ると、どれも至極真っ当な事柄ばかりだ。その昔、チャンネル桜の番組に「高森アイズ」というコーナーが在って、〝逆読み教育勅語″なる十二徳目を否定するとどうなるか、の試みをやっていて面白かった。要するに、誰も否定できない人間として当たり前の心構えに過ぎないのだ。当の高森明勅氏は後に、女系天皇容認に転じてミソを付けたのが惜しい。
「法の支配(法治主義)」自体を貶すつもりはないが、『教育勅語』の法的効力のない現代でも事実上の不文律として、濃淡の差こそあれ我ら日本人の心底に存在するということだ。これが真の〝権威″というものではないのか。哀しいかな、シナ・チョ~センには『教育勅語』に匹敵する〝権威″が存在しないということだろう。
【権威】-けんゐ-
権力と威力。人々を強制し服従させる威力。権勢。
如何に権勢を振るった盛者でも、死すれば忽ち消え失せるが、発布者(明治天皇)が亡くなり、法的効力も失った『教育勅語』が、今なお現代日本人の精神的規範となっている。これこそ正真正銘の〝権威″と呼ばずして何と言おう。
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