安倍・菅政権で「政治は人」と痛感
国民にウソをつかない人を選ぶべきである
9/18(土) 9:06配信/日刊ゲンダイDIGITAL
(三枝成彰/作曲家)
紳士や聖人君子では一国の宰相は務まらない――このセオリーがいつできたのかはわからないが、今回の自民党総裁選にも、それはあてはまってしまうのだろうか。
「飲みィのやりィの…」離婚の高市大臣“肉食自伝”の衝撃
最初に出馬を表明した岸田文雄さんは、いまどきの政治家には珍しいインテリだと思う。議員一家の3代目だが、どこかの誰かと違って嫌みがない。かつての池田勇人の「所得倍増計画」にならった「令和版所得倍増」を提唱して、小泉政権以来の新自由主義に基づく政策を転換すると主張している。コロナ対策では「健康危機管理庁」を設立し、省庁を横断した対応ができるようにするという。姿勢は明確だ。
昨年は自民党政調会長として減収世帯に限定した30万円給付を安倍前総理に進言したが、土壇場で公明党が出した一律10万円給付案にひっくり返され、株を下げた経緯がある。これも、おそらく育ちの良さなのだろう。クセがなくていい人だから、強硬に押されると受け入れてしまうのではないか。
クセがないのはいいことかもしれない。だが、“いい人”とは“都合のいい人”でもある。根回しや駆け引きがものをいう政界において、“いい人”がいい目を見たことはあまりない。“いい人”は他人のペースに乗せられがちで、何かと利用されたり競り負けることが多いように思う。トップに立つ人間は清濁併せのむところがないと、海千山千の連中を相手に伍していけないと思う。
自身の長所を「聞く力とチーム力」とする岸田さんは総裁=総理として、大所帯の与党をまとめきれるのだろうか。
同じく総裁選に名乗りを上げた河野太郎さんも議員一家の出だ。彼が以前から脱原発を主張してきたことは評価できるが、総裁の椅子が視野に入り明らかにトーンダウンした。「周りの声に耳を貸さない」とか「変人」という話も散見する。同じく「変人」と呼ばれた小泉元首相に似たタイプだともいえる。「変人」はともかく「耳を貸さない」が本当なら、岸田さんと対照的だ。ワクチン接種推進担当大臣としてワクチンが不足することを分かっていながら菅総理の目標を優先し公表も調整もしなかったとか、資源エネルギー庁の幹部を恫喝(どうかつ)したとされる音声が雑誌にスクープされるとか、芳しくない評判もある。
しかし、朝日新聞が今月行った全国世論調査では、新総裁に河野さんを推す人が33%。自民党支持層では42%だった。ツイッターのフォロワー数は241万人超。国民からの人気と注目度が強みだが、総理ともなれば世界からも注目されることになるだろう。
女性初の総裁=総理を目指して立候補された高市早苗さんは、失礼ながら、とても危なっかしい人に見える。高市さんは基本理念として「『大切なものを守り抜ける国』を創る」を掲げ、「守り抜きたいもの」のひとつに「国家の主権(独立統治権)と名誉」を挙げている。自衛隊法の改正を主張し、2012年の自民党改憲草案を引き合いに出して自衛隊を「国防軍としたい」とも話す。
そして「危機管理投資・成長投資」に財政出動するため、プライマリーバランスの黒字化目標を凍結するという。尖閣諸島に「自衛隊や海保がしっかりと動ける環境を整備したい」そうだが、それも「危機管理投資」の中に組み込むつもりなのだろうか。中国と張り合って日本が勝てるはずもなく、刺激しない方がいいと思う。
安倍~菅政権の8年半を経て、政治は人だな、とつくづく思う。いろいろな主義主張があって当然だが、少なくとも国民にウソをつかない人を選ぶべきである。
コメント総数;874
イ、中国と張り合って勝てるはずがない、刺激しない方がいい?何を言ってるんですか。自分の国を守るのは当たり前のこと。刺激するとかしないとかではなく、最悪の事態を想定してリスクをできるだけ小さくするための備えをするのは国として当たり前の事です。日本が自分で自分たちを守る気概が無かったらアメリカも日本を助けてくれませんよ。
ロ、尖閣諸島に「自衛隊や海保がしっかりと動ける環境を整備したい」そうだが、それも「危機管理投資」の中に組み込むつもりなのだろうか。中国と張り合って日本が勝てるはずもなく、刺激しない方がいいと思う。
→こういう事なかれ外交が中韓を増長させ、日本固有の領土、主権が侵されていることにまだ気づかんのか?
ハ、三枝成彰さん 朝日新聞の過去の報道を経て、報道機関は中立であるべきと、つくづく思った。いろいろな主義主張があって当然だが、少なくとも国民に慰安婦、サンゴ記事など数えきれないウソの報道してきた朝日新聞は選ぶべきでない。特に世論調査結果は自社に都合の良い質問項目及び聞き方で誘導してこれが民意だと言う言い張り間違っても謝罪は決してしないことは国民は知ってしまった。総裁選も河野氏押しは日刊ゲンダイと朝日新聞の意図を強く感じます。
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誰が「国防の最高指揮官」に最適か
北がミサイル2発発射、総裁候補3氏の「第一声」比較
「言葉の力」火を見るより明らか
9/18(土) 16:56配信/夕刊フジWEB版
【有本香の以読制毒】
防衛省は15日、北朝鮮が同日午後、日本海に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。変則軌道で約750キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)の内側に落下したとみられる。北朝鮮は13日にも、新型長距離巡航ミサイルを試射している。中国の軍事的覇権拡大に加えて、日本にとって「安全保障上の深刻な脅威」といえる。自民党総裁選は17日告示(29日投開票)を迎えるが、新総裁・新首相は「国防の最高指揮官」となる。前哨戦でバトルを繰り広げる、岸田文雄前政調会長と、高市早苗前総務相、河野太郎行革担当相の危機意識と覚悟はどうなのか。ジャーナリストの有本香氏が分析した。
総裁選は17日告示である。正式な出馬会見を行ったのは、岸田氏と高市氏、河野氏の3人。「野田聖子幹事長代行も立候補か」と伝えられたが、16日朝時点ではっきりしない。
出馬会見を終えた3氏が目下メディア出演を盛んにしていたなか、北朝鮮は15日午後、日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射した。岸信夫防衛相は同日夜、日本のEEZに落下したとの推定結果を明らかにした。
幸い、海上の船舶にも被害はなかったが、国の安全を揺るがしかねない一大事である。こうした時に、国内外にどんなメッセージ、第一声を発信できるか-。これは国のトップ、政治家の資質を測る1つの物差しだ。さっそく、総裁候補の3氏に当てはめてみたい。
まず、元外相の岸田氏。自身のツイッターで次のように発信した。
「本日、北朝鮮がまたもや弾道ミサイル2発を発射しました。政府によれば、今回のミサイルも変則的な飛翔(ひしょう)を行った可能性があります。私が提唱しているように、我が国の平和と安定を守り抜くためには、相手領域内でのミサイル阻止能力の真剣な検討も含め、ミサイル防衛能力の強化が不可欠です」
極めて抽象的、具体策を一切示していない。しかも、発信時刻は15日午後6時58分。ツイートで引用したNHKの報道から6時間後の発信は、SNS時代の今日、いかにも遅い。
次に高市氏。岸田氏より早く、同5時前に記者に対し、次の発信をした。
「日本だけでなく、国際社会全体の脅威だ。各国と連携して抗議していくと同時に、防衛大綱の見直しも含めてミサイルに対しての防衛力をつけていかなければ、日本の国民の命も国土も守れない」
防衛大綱の見直しにまで踏み込んだ言及は、勇気あるものと評価できる。高市氏は今日以前のメディア出演の際、たびたび「敵基地無力化」の手法について具体的に語っている。
河野氏は出演していたテレビ朝日の情報番組内でのコメントだったためタイミングは最も早く、内容は次のとおりだった。
「日本として情報収集能力と、日米同盟での抑止力を高めていくことが必要(中略)そういう意味で、いろいろと自衛隊のこれからのあり方も装備の面からしっかりと考えていく必要がある」
1年前まで防衛相を務めていたにしては、ぼんやりとした発言だ。
ここで思い起こされるのが、河野氏が防衛相だった昨年6月に突然表明し、自民党「防衛族」ともギクシャクした、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画停止の一件だ。
今般の北朝鮮のミサイルは、不規則な軌道を描くもので迎撃は困難とされているが、かといってイージス・アショア計画停止とは無関係と切り離すのは早計だ。むしろ首相を目指す河野氏はこの機を捉えて、今後のミサイル防衛のグランドデザインの一端でも示すべきである。
あちこちから、「有本は高市贔屓(びいき)だ」とお叱りを受けるのを承知の上であえて言えば、出馬会見においても、冒頭はっきりと、国の使命は「国民の生命と財産」「領土、領海、領空、資源」「国家の主権と名誉」を守り抜くことだと言い、「その使命を果たすために私のすべてをかけて働くことを誓う」と宣言したのは高市氏だけだった。
北朝鮮のミサイル、中国の脅威、ロシアも北の空を脅かし、韓国も敵対行為を繰り返す現下、多くの国民が誰の言葉に力を感じるかは火を見るより明らかだ。
出馬会見で「日本の民主主義を守る」と言った岸田氏に謹んで申し上げたい。民主主義国では、言葉こそ政治家の命ではないですか。
■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。
1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。
コメント総数;319
一、河野氏のいう情報収集能力を高める事は確かに重要です。しかし抑止力を高めるとは?装備の面からしっかりと考えてゆく?30年前から政治家は同じことを言ってますが、何が変ったのでしょう? 変ったのは周辺諸国からの脅威だけではありませんか。何時まで言葉遊びを続けるのでしょうか。これでは情報収集能力を高めても自分たちが何時殺されるかが分かるだけではないでしょうか。
二、本当に高市氏の言う通りだと思う。他力本願で自国防衛は難しい時代! 自国防衛力上げないと言い方悪いけど舐められっぱなし。河野さんは論外だね。
三、高市氏しか考えられない。他候補者とのスキルの差が大幅に確認できる。かつ、日本を、日本国民を、大切に思う意思も、他候補者より桁違いに思える。ドリーマーよりもリアリスト。エピソードよりもエビデンス。感情よりもロジック。見極め、国民とコミットし、アクションに移し、日本全体のPDCAを回せるのは、高市氏しかいないと確信している。できれば、有本香さんも、政権に携わる高橋洋一さんのようなお立場で、関わって欲しい。
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総裁選候補者4人が著書で論戦
高市氏の新刊バカ売れ14万部
河野氏は5・9万部で2番手に
2021.9.19配信/zakzak(夕刊フジWEB版)
自民党総裁選が告示され、河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行による論戦がスタートした。4人の政策や理念、人柄がよく分かるのが著書だ。中でも、高市氏の新刊『美しく、強く、成長する国へ。-私の「日本経済強靱化計画」-』(ワック)の売れ行きが爆発的だという。
「これまでに14万部(6刷)も出ました。高市氏はまさに『時の人』で、どんな考え方かを知りたい読者が予想以上に多く、書店の補充も追いつかないほどです」
編集担当者は、こう驚いた。
高市氏の著書は6日に先行販売された途端、人気に火が付いた。コロナ禍後を見据え、自然災害や安全保障上の課題などのリスクを最小化するための大胆な「危機管理投資」と「成長投資」を提案。中国の脅威に「経済安全保障の強化」を打ち出している。17日時点で、アマゾンの「ビジネス・経済の売れ筋ランキング」の1位だった。
河野氏も8月27日、総裁選に合わせるように著書『日本を前に進める』(PHP新書)を出版した。5万9000部(4刷)が出ており、「売れ行きは伸びている」(PHP広報部)という。
岸田氏は1年前の総裁選前、著書『岸田ビジョン-分断から協調へ-』(講談社)を出版した。岸田氏の事務所は「準備した9000部は全部売れ、書店などから増刷を求める声を数多くもらっている」と語っている。
野田氏は2018年に、著書『みらいを、つかめ 多様なみんなが活躍する時代に』(CCCメディアハウス)を出した。同社書籍編集部は「これまで1万1000部を発行したが、数日前から大手書店からの注文も入っている」と語る。
日本の「次のリーダー」の主張を比べてみるのもいいだろう。
コメント総数;14
① 岸田氏,河野氏,そして高市氏の各近著を比べて,どれが見応えのある著だろうか?私は未だに河野氏の新著を精読していないが,『日本を前に進める』という書名で「立ち止まってはならぬ。絶えず前へ進み続けるのみ。」を想起いたした。おそらくは河野氏は絶えず前へ進み続ける男であろう。
② ネット見てみなよ!高市支持の声の多さを!河野支持って一部しかないよ 高市首相なら衆議院議員選挙圧勝だろうね 野党の攻撃対象は「右翼」しかないもん 国民の命と領土を守るのが自民党だと野党に反撃すればいいんだもん 河野首相なら衆議院議員選挙やばいよね 保守層は離れるしリベラルからは信念を捨てたって言われるし。なんて主張して選挙戦うの(笑)日本を前へ、温もりのある日本へって言って親中派ってバレてるのにどうやって戦うの(笑)
③ ネット上の支持だけではなく、カネを払って買う本の売れ行きが独走状態というデータは高市人気が本物である表れ。 中共、ロシア、北朝鮮の脅威、日本に対する挑発が連日伝わる中、やはり国民は外交・防衛で毅然とした態度を示すリーダーを待っていたのだ。 今後はディベート力の高さで、空想的反戦平和勢力をバッタバッタと論破していってくれるだろう。
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高市氏、台湾の蔡総統とオンライン会談
「前向きな話し合い」
9/20(月) 18:36配信/産経新聞WEB版
自民党総裁選に立候補している高市早苗前総務相は20日午後にツイッターで、台湾の蔡英文総統と同日にオンライン会談を行ったことを明らかにした。「安全保障を含む実務交流の拡大と深化に向け、前向きな話し合いとなった」と書き込んだ。
高市氏は14日の産経新聞のインタビューで、蔡氏について「毅然(きぜん)としていて、憧れの女性でもある。とても会いたい」と述べていた。
コメント総数;94
Ⅰ.ここまではっきりと台湾との関係を重視した総裁候補がいただろうか。
是非とも日台首脳会談を実現させてほしい。
ⅱ.既に、外交も行ってる所が凄い
台湾有事について一番最初に発言したのも高市だったから
気に入られているのかな
Ⅲ.台湾の蔡総統と話し合うのが高市早苗。
中国産(ウイグル産?)の太陽光パネルを使用する日本端子なる会社の重役を務め、エネルギー利権を得ようとする河野太郎。
さて、どちらが日本のためでしょうかね(一目瞭然)。
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今回の総裁選挙は、とかく西洋的政治イデオロギーに基づく論調が目立つ。もっと日本的な観方をすれば、究極のシラスとウシハクの対決だと思う。
*「シラス」「ウシハク」(出典/古事記)の概要*
【シラス】-治らす-歴代天皇(すめらみこと)の統治イメージ
・万物を自然界全体の共有物とする考え方≒ゲマインシャフト(共同体)型社会
・互助互恵、共存共栄を基本理念とする社会秩序(和による支配=悦服統治)
・相互信頼に基づく有機的役割分担型社会
・公共の福祉に反しない限りでの自由意思の尊重=多様性の許容
・利他行為に至福を感じる精神性(おもてなし・おもいやり)
・インターナショナル(国際的;対等な国家・人間)な外交・対人関係
・名実ともに民主(主権在民)的な国民政治→独裁・独占・独善を許さない社会
【ウシハク】-主履く-大国主命(出雲国)の統治イメージ
・万物を主(あるじ;支配者)の所有物とする考え方≒ゲゼルシャフト(利益体)型社会
・弱肉強食型の強権的社会秩序(力による支配=屈服統治)
・相互不信に基づく無機的階級(ヒエラルキー)型社会
・統制に基づく反対者の排除=多様性の否定
・利己行為に奔る自己中心的精神性
・グローバリズム(世界同化的;不平等な国家・人間)な外交・対人関係
・外見はともかく、実態が独裁的な専横政治→被支配層のロボット(奴隷)化
上記分類は、多分に個人的なこじつけに過ぎない。『古事記』に具体的な記述があるわけでもない。「シラス」「ウシハク」なる概念を知ったのもごく最近、現役引退(2005年)後の話である。伝統的な生き方をしていても、知る人はそう多くないと思う。つまり、一般的な語ではないということ。まして、外国人にとってをや。
「シラス」「ウシハク」も一種の二元論である。しかし、世の中は二元論で括れるほど単純ではない。人間の思想信条も然り。ゆゑに、四人の候補者をこれによって明確に色分けするつもりはない。仮に峻別するにせよ、どちらかと言えば、程度に止めておいたほうが無難だろう。そこで最後の高市早苗・蔡英文の日台女性同士のリモート会談について、の感想である。
おそらく、高市氏を担ぐ日華懇の古谷圭司氏らが取り持った総裁選用のパフォーマンス(イメージアップ)の一環だろう。両者を〝救国の英雄(ヒロイン)″に仕立てる狙いがあるものと思われる。だが、個人的にはキャラクターがまるで正反対といってよい。イメージで言うなら、蔡氏は大の男が護りたくなる〝か弱き女性″とすれば、高市氏は男児が頼りたくなる〝肝っ玉母さん″だ。政策的にもリベラル(蔡氏)と保守本流(高市氏)の違いがある。唯一の共通点は、利他的精神を解することだろう。その意味で、ともにシラス系と言える。
世界の潮流は「ウシハク」から「シラス」へ、なのである。それは「利己」から「利他」へ、と言い換えてもよい。東京オリパラの成功が、これを証明してみせたのだ。「力の支配」が続いた20世紀までと違い、今世紀は「和の支配」の時代がやってくる。近代に入って常に全世界の思想や志操をリードしてきたのは、誰あろう我が誇りある日本国なのである。
シラスとウシハク-小名木善行チャンネル
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