次の自民党総裁にふさわしいのは誰?
高市前総務相が衝撃の「81%」
菅首相の11・9%を7倍近く引き離す
夕刊フジ・zakzak緊急アンケート
2021.8.21配信/zakzak(夕刊フジ)WEB版
菅義偉首相の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選が注目されている。新型コロナウイルス対策への不満・不安などから、一部の世論調査で菅内閣の支持率が30%を下回る「危険水域」に突入したためだ。すでに下村博文政調会長と高市早苗前総務相が出馬の意欲を表明し、岸田文雄前政調会長を推す声もある。夕刊フジでは公式サイトzakzakで、この4人から選ぶなら誰がふさわしいか緊急アンケートを行ったところ、衝撃の結果が出た。
「総裁として(自分が)出馬するのは、時期が来れば当然のことだ」
菅首相は17日の記者会見でこう語った。
一方、下村氏と高市氏は19日、二階俊博幹事長にそれぞれ出馬の決意を伝えた。岸田氏は同日、自ら率いる派閥の会合後、記者団に「総裁選は自民党が幅広い選択肢を示す大切な時だ」と意欲を見せた。
夕刊フジのアンケートは20日午前8時半過ぎから実施した。同日午後7時までに2625人が回答した結果は別表の通り。
何と、高市氏が81%もの支持を集め、菅首相の11・9%を7倍近く引き離しているのだ。
高市氏は10日発売の「文藝春秋」9月号に「総裁選出馬宣言」という論文を寄稿し、菅内閣を支持するとしつつも、複数候補による政策論争を希望した。国民の生命と財産、領土・領海・領空を守り抜く決意とともに、政権構想の一部である「日本経済強靭化計画」が記されていた。
アンケートの回答者からは、《これが普通の調査結果でしょう》《自民党のイメージを変えるには、女性で爽やかにいった方がいい》《現実は菅総理の再選だが、理想は高市さん。政策も国家観も申し分なし》などと、高市氏に期待する声が上がった。一方、《二階幹事長がいなければ誰でもいい》《全員不適合》との意見や、4人以外に、安倍晋三前首相や河野太郎ワクチン担当相、岸信夫防衛相の名前も挙がった。
今回の結果をどうみるか。
ジャーナリストの有本香氏は「自民党支持の保守層は、菅政権を全否定はしないが、国が目指すべき方向性を明瞭な言葉で語る高市氏を求めているようだ。(無派閥である)高市氏が、総裁選出馬に必要な推薦人20人を確保するハードルは低くはない。ただ、党員投票も含めた形になれば有利ではないか。『日本初の女性首相』が誕生するかは世論次第だ」と語っている。
コメント総数;78
一、明日の横浜市長選が総裁選に大きく影響しそう。小此木八郎候補が惨敗すれば、菅さんの目は自民党内で完璧に消え去るだろう。菅さんは脱CO2とアイヌの政策で疑問符が大いに残る。岸田さんはヒューマニズム的にとてもいい人だろうし、下村さんも好バランスな保守人だと思うが、このコロナ渦かつ中共の恫喝著しい今の戦時下のような状況を考えれば、強いリーダーが望まれる世相には嵌まらない。よって高市氏に期待したいが、場合によっては安部さんの再登場も。女系天皇を認め父親の談話も取り消せない河野太郎氏など論外。石破茂、野田聖子など語るまでもないね。
二、政権運営と政策に分けて候補者を検討すべきだ。
第一に、政策として北方領土、朝鮮半島、台湾、中国、クァド、日本の自主防衛、憲法について明確な方向性がほしい。
第二に、国民にきちんと説明すること、対話すること、質疑応答すること
女性でも蔡英文やアーダーンなどしっありやっている。
いずれにせよはっきりしている人がいい。
三、高市早苗氏が一位か!
男女関係なく、高市政権が誕生すると、外交的には「前例踏襲」として、目新しい事はしないと思いますが、朝鮮族との接点が見当たらない(忖度する義理も無い)のは大きいかな!
また、放送事業者に対し、大鉈を振るうのは期待大かな!(反発キャンペーンが凄まじくなりそうだけど)
また、通信料金の値下げ(競争激化)を推進してくれそうな気がする。
組閣は周辺のバランスを執らざるを得ないから、サプライズは無いと思いますが、唯一の希望は、国対委員長に三原じゅん子氏を起用して、左派野盗と調整なんかせずに、ガチで喧嘩してもらいたいなぁと、密かに期待しています。
「くだらない事しか言えないんだったら、国会に来なくて良いです!恥を知りなさい!」ってね!
妄想している間は、結構楽しんでるんだよなぁ。
とにかく、「初の女性宰相」と言う様なことを前面に押し出すと、小池女帝の様に「これだから女はダメだ」みたいに一括りにされてしまうので、勿体無いから、ちゃんと政策と派閥(やむを得ない)の根回しで上手く切り抜けて、野盗の入り込むネタを与えないようにして欲しいですね!
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高市氏がダントツなのは、「夕刊フジ」が右派系であることの証であり、何も驚くにはあたらない。驚いているのは、むしろ左派・リベラル系メディアだろう。現に、時事通信社、共同通信社が配信しただけで、今のところ大手紙は何処も報じていない。高市氏出馬ネタ元の月刊「文藝春秋」を別にすれば、どちらかと言えば週刊誌ネタなので、タブロイド紙「夕刊フジ」が飛び付いた、ということだろう。
我国のリーダーは伝統的に、みんなの意見をよく聴いて取り纏める調整型が多い。だからこそ、集団内を丸く収める手段として定着したとも言えよう。しかし、太平の時代なら円滑に機能するが、乱世にあっては逆に、決定の遅れが徒(あだ)となり、却って事態を混乱させてしまう。平世と異なり、乱世に求められるのは、即断即決型の強いリーダーシップである。これは個人にも当て嵌まることで、日常の友情や博愛は美しいが、敵味方に分れての勝負事に「優しさ」や「思い遣り」は禁物なのだ。
菅現総理は典型的な調整タイプ(平世宰相)で、中韓等の匪賊ならず者集団相手には荷が重いし、武漢肺炎対策も後手続きの感が否めない。江戸時代元禄期は「平和」な時代というのが定説だが、赤穂事件が起きたのはこの時だ。これを浅野家と吉良家の「戦(いくさ)」と捉えるなら、吉良上野介は討たれるべくして討たれたのである。「攻撃は最大の防御」が兵法の常道とされる。けれども、最初から攻(浅野方)守(吉良方)がはっきりしていたからだ。
戦後最大の誤謬は、「専守防衛」なる言葉を弄び、自縄自縛に陥っていることである。攻撃とは何も「先に兵器を用ゐる」ことばかりではない。口撃(論戦)も一種の攻撃である。その意味で、新「防衛白書」や台湾有事に際して、自衛隊の介入を示唆する麻生副総理、岸防衛相、中山防衛副相らの発言は、攻めに転じたわけだ。中共がいちいち反論せざるを得ないのは、それだけ守勢に立たされている証左でもある。おかげで、中共御用紙「環球時報」を使って、自ら約束した「核兵器非保有国への核兵器不使用」の原則を破り、「日本だけは例外だ」などと言い出す始末。日本を恫喝したつもりだろうが、世界は中共の思惑通りには見てくれない。今更ではあるが、自分で決めた約束すら守れない無法国家という正体がバレバレとなっただけである。
日本人の国民性として、三種の神器に准えて次のように喩えられる。
*八咫鏡(やたのかがみ)-知(誠実=真面目さ)
*八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)-仁(慈愛=思い遣り)
*草薙剣(くさなぎのつるぎ)-勇(義勇=弱きを救け強きを挫く)
戦後日本人が失くしたものは「義勇」である。これを失くすと、外の全てをも失いかねない。「義勇」と言っても、必ずしも軍事(武闘)用語ではない。「正義を貫く勇気」を意味する。
【正義】
人の道に適っていて正しいこと。
因みに、中国国歌は『義勇軍進行曲』(作詞;田漢/作曲;聶耳)だが、支配する中国共産党の正義とは何かを尋ねてみたい。なお聶耳は、日本留学中の1935年(昭和10年)に、湘南海岸で水死している(享年23歳)。田漢はもともと劇作家だが、文化大革命中の1968年、彼の歴史観や作風が日本文化に依拠しているとの容疑で投獄され、獄死している(享年70歳)。
戦前の修身教科書に『よい日本人』(小学三年生用)というのがある。戦後の一時期、持て囃された『期待される人間像』的な科目である。
よい日本人になるには、ちゅうぎのこゝろを、もたねばなりません。おとうさんや、おかあさんには、こうこうをつくし、きょうだいとは、なかよくし、ともだちには、しんせつにし、めしつかいをあわれみ、きんじょの人には、よく、つきあわねばなりません。
なにごとにも、しょうじきで、こゝろのとがめるようなことをせず、ゆうきがあって、しんぼうづよく、ものごとに、あわてぬようにし、じぶんのことは、じぶんでし、そして、なんぎをこらえねばなりません。また、からだをじょうぶにし、けんやくをまもって、しごとに、せいださねばなりません。
そのほか、れいぎをまもり、じまんをせず、おんをうけては、わすれぬようにし、人をそねむようなことなく、どりょうを大きくし、人のものを、だいじにせねばなりません。
かように、じぶんのおこないをつゝしんで、よく、人にまじわり、そのうえ、よのため、人のために、つくすように、こゝろがけると、よい日本人になれます。
ひと言で表現すれば、「強い日本人」だと思う。体力面も然ることながら、むしろ精神的な強靭さに比重があるのではないか。英語で言えば「タフ;tough=頑丈なこと」の語が相応しい。李登輝元総統が言った「日本人よ、強くあれ!」も、このような意味での激励だったのではないか。
秋の総理大臣は「日本の顔」であり、その時の自分の姿だと思って自戒に努めている。特に菅義偉現総理とは同い年(ただし自分が一学年上)である。外国に出たときは、日本代表になったつもりで、羽目を外さないよう心掛けている。
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