「日本、G7の拡大に反対…韓国の場合、ゲスト国として呼ぶのはいい」
6/14(月) 6:47配信/中央日報(韓国)日本語WEB版
日本が主要7カ国(G7)に韓国やオーストラリア、インド、南アフリカ共和国を参加させて「D11」に拡大・改編することに反対したと日本経済新聞が13日、報じた。
報道によると、日本は「ゲスト国として韓豪印を呼ぶのはいいが、G7の枠組み拡大には反対だと訴えた」とG7関係者が明らかにした。
今年G7首脳会議には韓国、オーストラリア、インド、南アフリカ共和国がゲストとして招待された。
今年G7首脳会議の議長を務めるボリス・ジョンソン英国首相は、韓国など4カ国とG7を合わせて「民主主義(Democracy)11」という意味でD11と呼んだと開幕直前に声明で明らかにした。
これを受け、一部ではG7がD11に拡大することに肯定的な意見が出た。しかし、日本政府がこのような試みに反対の立場を示した。韓国が参加する場合、日本はアジア唯一のG7という地位を失う。
ロングボトム駐日英国大使はサミット直前に記者団に「英国はG7の枠組み拡大を提案していない。G7が民主主義国としての価値観を最も共有できる場だ」と語ったと新聞は伝えた。
新聞は、当面は「D11サミット」の実現はなさそうだと診断した。
コメント総数;441
一、国際法よりも国内法を優先する中国と同じ意思決定をし続けているので、価値観を共有できる国ではない。G7で議論できる国ではない。北朝鮮から強い影響を受けており、むしろ経済制裁の対象だ。
二、日本だけでなくドイツも反対している。
D11とかなし崩し的に増やして行っては、話をすり合わせるのは難しくなってしまう。
そもそもコウモリ外交の韓国にD11に入る資格など全くないと思う。
三、>韓国が参加する場合、日本はアジア唯一のG7という地位を失う
まるで日本の沽券に関わるみたいな書き方しているが、関係ないよ。これをゲスの勘繰りと言う。まぁ韓国はこの筋書きで結論付けてるみたいだから、好きなだけ日本を恨みなさいな。
どうせ日本が何を言っても説得不可だ。
さて、日本が公式にコメントしているのは記事にもある通り「G7は現状維持が望ましい」。
これだけ。
ここから想像力を逞しくして、「日本は韓国に反対している」「アジア唯一の参加国でいたいのだ」と思い込み、前回の拡大論争の際は政府高官自ら日本を非難していたね。
むやみに参加国を増やすと、そういう風に足並みを乱す所が必ず出て来る。
日本の現状維持論は、そこら辺を考えてのことでしょう。
【ご参考】-元記事-
G7拡大ありえるか? 英が主導した「D11サミット」
2021年6月13日 16:00 [有料会員限定]/日本経済新聞WEB版
【コーンウォール(英南西部)=中島裕介】13日に閉幕する主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、議長国の英国は韓国、オーストラリア、南アフリカの首脳も招待した。インドのモディ首相もオンラインで参加した。「ゲスト国」には民主主義の結束の輪を広げたいとの思惑がある。中国やロシアなど覇権主義陣営に対抗するためのG7の枠組み拡大はありえるのだろうか。
11~13日の3日間の会議日程のうち、ゲスト国は2日目の午後から討議に合流した。オンラインで参加したインドのモディ首相は12日の討議で「将来のパンデミック(世界的大流行)を防ぐために団結が必要だ」と訴えた。
今回のサミットは新型コロナウイルスの影響で、各国に代表団の縮小が要請されるなど制約が多かった。それでも英国がゲスト国の参加にこだわったのは、欧州連合(EU)離脱後の外交政策として「インド太平洋地域との関係強化」を掲げているからだ。
英国は5月に空母クイーン・エリザベスを中核とする空母打撃群をインド太平洋地域に出航させた。東シナ海や南シナ海で覇権的な海洋進出を進める中国をけん制する。さらに6月上旬には環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉入りも決まった。
ジョンソン首相はサミット開幕直前の声明で、ゲスト国として招いた韓豪印と南アを合わせた枠組みを「民主主義11(democracy11)」、つまり「D11」と呼んだ。
D11には鉱物資源が豊富な豪州や南アも含まれる。ジョンソン氏はD11を、さまざまな供給網の中国依存から脱却する協力の枠組みに育てたい意向だ。各国で排除を進めてきた中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が手掛ける5G関連の機器や、レアメタルなどの鉱物資源が念頭にある。いずれも中国に産業の急所をつかまれる可能性がある物資だ。
英国の国益が背景にあるとはいえ、今回の「D11」が民主主義陣営の結束の象徴で供給網まで共有するとなると、一部には「G7」に代わる枠組みに発展するとの見方も浮上する。これはアジア唯一のG7国として影響力を維持したい日本にとっては都合の悪い話だ。G7関係者は日本が英側に「ゲスト国として韓豪印を呼ぶのはいいが、G7の枠組み拡大には反対だと訴えた」と語る。
その「成果」もあってか、一時期浮上していたG7拡大論はサミット開催時にはほぼ消え去った。ロングボトム駐日英国大使はサミット直前に記者団に「英国はG7の枠組み拡大を提案していない。G7が民主主義国としての価値観を最も共有できる場だ」と説明した。
どうやら当面は「D11サミット」の実現はなさそうだ。だが経済力の面では10年以内に中国が米国の国内総生産(GDP)を抜くとの見方が多い。そのときにいまのG7だけで民主主義や自由貿易といった西側陣営の秩序を維持できるかどうか。D11構想やG7拡大論は完全に消えたわけではなく、今後もくすぶり続けそうだ。
********************
韓国特有のウリナラ(オラが国)流我田引水・牽強付会100%の妄想が甚だしいので、日経元記事も併載しておいた。同じニュースソースなのに、斯くも印象が違ってしまうことを思い知るよい機会となろう。
目下、録り貯めたTV時代劇『水戸黄門』(東野英治郎版)を見直している。時が経つにつれて物語がリメイク中心になり、演技もy様式化(例えば終結部での「印籠」見せ)されるのが鼻につく。ただし、娯楽性重視(視聴率優先)のなかにも、修身教科書的教訓めいた話が多くなるのも事実だ。「勧善懲悪物」は時代劇のキモだが、〝懲悪物″で鬱憤を晴らすのが相場で、〝勧善物″は意外に少ない。ところが、『水戸黄門』は後年になるほど〝勧善物″が多くなる。勧善の内容は、忠孝心、人間愛(夫婦愛、兄弟愛、隣人愛ほか)、食糧・産品を大切にする、生類愛護など多岐にわたる。
聞く処によると、スポンサー松下電器(ナショナル)の松下幸之助が、番組に注文を付けていたらしい。松下幸之助という人、学歴はないが吉田松陰に倣って「松下(しょうか)村塾」ならぬ「松下(まつした)政経塾」を開講して政財界の人材育成に尽力した人物である。番組では、キーワードのように【世のため人のため】【困ったときはお互い様】【子供は国の宝】【お役に立つ】などが頻出する。いわゆる「シラス思想(互助互恵型社会)」の根幹にある考え方だ。独占・独裁・独善を企図する「ウシハク思想」とは対照的だ。
シラスとウシハクを峻別する手段の一つに労働観がある。悦服(悦んで従う)統治が伝統の我国で労働は悦びであるが、屈服(厭々従わされる)統治の連続だった諸外国での労働は苦役と見做された。その延長線上に、「奴隷労働」、「強制労働」などの語が存在する。もちろん、支配者が懲罰的意図を以て使役する訳だから苦役に違いない。
話が逸れるが、現役時代、「苦役」を無効化する方法を学んだ。一人は労働組合の共産党系顧問弁護士、もう一人は管内別営業所長。前者は「休まず、遅れず、働かず」の所謂無責任サラリーマン三か条に徹すること。後者は、仕事を愉しくやること。なるほど前者は典型的な親方日の丸で、会社に懲罰のスキを与えず仕事も閑職でラクだが、毎日が空しい。しかし、後者は工夫次第で実に愉しい。
話の逸れついでにもう一題。韓流時代劇で、呆れたセリフが出て来る。もちろん、敵役どもだが、主人公らを追い詰めるだけの〝証拠がない、つまり悪事の事実がないときのセリフ。「証拠がなければ作ればいい」だって。我国の時代劇でも、謀を巡らせて濡れ衣を着せるのは、悪党連の古典的手法だが、無い証拠を捏造・偽装してまで陥れる物語など聞いたことがない。捏造文化が伝統なのか知らぬが、悍ましいことだ。
先稿『中台間に観る弱さのパワー』(6月10日付)で、同じ華字圏なのに中国人と台湾人では心情が異なることについて書いた。日本からのワクチン支援に関して、在日台湾人有志(在日台湾企業)が産経新聞に〝感謝広告″を出している。「ありがとう日本!」とともに、漢文で「患難見真情(まさかの時の友こそ真の友)」とあった。評論家石平氏に言わせると、「美しい漢文」なのだそうだ。それに比べて中国政府の言葉は尽く「汚い」のだとか。教養の差が言葉遣いや文章に顕われたわけだ。否、美醜を見分ける能力を審美眼という。審美眼は理性(頭)ではなく感性(心)に属する。要するに、台湾人は感性鋭く、中国人は鈍感なのかもしれない。因みに我ら日本人の感性は世界一と称される。何せ無音の場面に「シ~ン」などという擬音さえ編み出すのだから。
スポーツ界では「心技体」、教育界では「知育体育心育」の調和が取れてこそ「健全」なのである。在りもしないウソの歴史を教える特亜三国(中国・韓国・北朝鮮)の教科書は酷いが、それらに忖度して、先人の偉業を悪業に改竄した我国の歴史教科書はもっと酷い。
民俗学者津田左右吉は、西洋思想はあるが東洋思想はない、と断言している。西洋には基督教という共通の宗教基盤があるのに対し、東洋では三大宗教が混在するうえ、独自宗教のほか、宗教を否定する国家体制(中国・北朝鮮)さえあるからだろう。対中包囲網についていろいろな観方があるが、極論すれば信仰国家対無神論国家という構図も成り立つかもしれない。或いは、特亜三国に主義主張の志操はあっても、根幹となる思想(≒精神;心)や哲学がないとも。
コメント