中国が台湾からパイナップル輸入停止、「不当な圧力」で日本の出番か
石平氏「甘くておいしい、日本人の認知広まれば」]
門田氏「東日本大震災、台湾の支援を忘れるな」
3/2(火) 16:56配信/夕刊フジWEB版
習近平国家主席率いる中国政府は1日から、台湾からのパイナップル輸入を停止した。昨年以降、検疫で有害生物を何度も検出したと説明しているが、台湾側は納得しておらず、中国の「不当な圧力」と訴えている。台湾といえば、まもなく10年となる東日本大震災で250億円という莫大(ばくだい)な義援金を送ってくれた。今こそ日本の出番かもしれない。
「台湾のパイナップルが、中国による不公正な貿易のターゲットになっている」
台湾の蔡英文総統は2月26日、中国政府が、台湾パイナップルの輸入停止を同日発表したことを受け、英語で発信した。桃園市の鄭文燦市長も「我々はそれでも決してたじろぎません」などと日本語で投稿した。
台湾のパイナップル生産量は2020年は約43万トンで、うち約4万5000トンが輸出され、95%超が中国向けだった。日本におけるパイナップルの輸入は19年のデータで約15万3000トンだが、台湾からの輸入は約982トンと全体の1%にも満たない。
このため、台湾は今後、日本などへの輸出を拡大する方針という。
ちなみに、オーストラリアは昨年4月、中国に対して新型コロナウイルスの発生源に関する調査を求めた。中国は翌5月、オーストラリア産食肉を「検閲上、違法な状況があった」として輸入停止にした。
今回のパイナップル問題を、どう見るか。
中国事情に詳しい評論家の石平氏は「台湾のパイナップルは甘くておいしく、大半は現地で消費されている。民進党の支持基盤には農業従事者も多いため、嫌がらせをしているのだろう。中国は台湾の半導体を輸入しないわけにはいかないため、パイナップルにとどまっているのではないか。日本人に『台湾のパイナップル』の認知が広がれば、十分に中国の嫌がらせを帳消しにできるだろう」と語った。
もっと台湾支援を呼びかける声もある。
作家でジャーナリストの門田隆将氏は「中国による“いつものやり方”といっていい。今こそ日本人が立ち上がるときだ。東日本大震災での台湾の支援を忘れてはならない。旅行に行けない今、SNSなどを活用して『台湾産パイナップルを食べよう』という輪を広げたい」と語った。
コメント総数;34
イ.『台湾産パイナップルを食べよう』はSNSでたくさん見かけました。
東日本大震災での義援金には驚きましたし、御恩は忘れません。
近所で売ってなかったので通販で買いましたが、近所でも販売したらまた購入します。
微力ながら応援させていただきます。
ロ.これは国をあげて台湾産パイナップルを買わないといけにでしょう。こういうのを見て、台湾にお恩返しできなければ、日本はもう終わっている。流通事業者も、契約とかややこしい話はあると思うが、台湾さんの当別販売とかやってほしい。
ハ.台湾と結びつきを強化すべきだな、中国の顔色ばかり伺っていていいのか。良いものを輸入すれば、必ず消費者の支持があり成功すると思う。中国製品は安いだけで銭減らしだったな。もう、ネットで中国製品を買うことはないな。
台湾に関するネタが続くが、特亜三国(中国・韓国・北朝鮮)絡みのニュースは腹が立つことばかりだから仕方あるまい。この記事は、我ら一般国民(大衆ではない)が出来る、ヤクザな中共に対するせめてもの反抗になる気がする。善隣友好とは、真にこのことだ。互助互恵型社会は利害で離合集散を繰り返す利益体(ゲゼルシャフト)からは生まれない。昔ながらの共同体(ゲマインシャフト)的関係構築が必要だ。
ゲゼルシャフト化が進行すればするほど自己利益(打算)しか頭にないから、対手(人・国)の心情が読めない。だから、何処かの国みたいに不買運動で相手を困らせることしか浮かばない。しかし、肩代わりする人や国が現れたら、簡単に無効化されるばかりか、不買運動のツケで疲弊した自国民からも突き上げられるハメになる。いわゆる「天に唾する所業(ブーメラン現象)」である。満ち足りた生活と知恵は反比例する。窮鼠猫を噛むほどの逆境こそが知恵を授けてくれる。
善隣友好を平たく言えば、国民歌謡『隣組』を実践するだけでよい。
隣組(昭和15年)
by 徳山璉
作詞:;岡本一平/作曲;:飯田信夫
一、とんとん とんからりと 隣組
格子を開ければ 顔馴染み
廻して頂戴 回覧板
知らせられたり 知らせたり
二、とんとん とんからりと 隣組
あれこれ面倒 味噌醤油
御飯の炊き方 垣根越し
教えられたり 教えたり
三、とんとん とんからりと 隣組
地震や雷 火事泥棒
互いに役立つ 用心棒
助けられたり 助けたり
四、とんとん とんからりと 隣組
何軒あろうと 一所帯
心は一つの 屋根の月
纏められたり 纏めたり
主義主張は異なれど、互助互恵型社会を否定する者は居まい。我国の國體にも適おうというものだ。中共の豪州産ワイン禁輸措置に対抗し、大量輸入したのが台湾であった。今度は我国が助ける番だ。外交を政治家に丸投げしてはいけない。末端の国民にだって出来ることがあるのだ。
ロシア生まれのユダヤ人バイオリニスト、シモン・ゴールドベルクは、大戦中オランダ領東インド(現;インドネシア)で日本軍の捕虜となり、抑留生活を余儀なくされた。戦後、米国籍を得たその彼が日本人妻を娶り、晩年を旧敵日本で演奏活動を続けたのは何故か? 言わずもがなであろう(日本兵と捕虜で待遇差がなかった。一例;食事は同一メニュー)。天皇の「大御心」を体現した逸話である。
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