左派リベラリスト(自由主義者)や米国内リバタリアン(自由至上主義者)どもの旗印に「自由」と並んで【平等】というのがある。似た語に【公平】があるが、彼らは決して『公平に扱え』とは叫ばない。何故か? 秩序の破壊(少数派の優遇=逆平等)を目指しているからに他ならない。ジェンダーフリー(男女平等)思想がその最たる例である。
今回の米大統領選で不正疑惑が囁かれているが、不正をしなければ選挙に勝てない、つまり、自ら少数派(マイノリティ)であることを白状しているようなものだ。
【平等】(英語;equality)
偏りや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。
【公平】(英語;fair)
総てを同じように扱うこと。判断や処理などが、偏っていないこと。また、そのさま。
【公正】(英語;fairness)
公平で偏っていないこと。また、そのさま。=【公平性】
辞書では線引きが曖昧で解り難い。言い換えるなら、善人悪人の区別なく太陽が陽を照らすように、自然界は「平等」なのに対し、世の中(人間界)は「平等」にはなっていない。ゆゑに、性差・年齢差・職業差・貧富差などを考慮して出来得る限りの均衡を保とうとする動きが「公平」「公正」であろう。
蓮舫議員、国会議員は上級国民?
菅総理へ「えらい迷惑ですよ」2議員夜の銀座会食で
1/27(水) 15:28配信/デイリースポーツWEB版
立憲民主党の蓮舫議員が27日、参院予算委員会で、菅義偉総理へ2議員の夜の銀座会食について「怒るところじゃないのか」「我々はえらい迷惑ですよ」と詰め寄った。
菅総理は、午前中に、自民党・松本純議員、公明の遠山清彦議員が夜の銀座で会食していたとの報道に「申し訳ない」と謝罪したが、午後の答弁で蓮舫議員は「申し訳なく思う、その程度なのか」と聞いた。
菅総理は「国民の皆さんに不要不急の自粛をお願いしている中で、8時以降、飲食したことについては、国民の皆さんに正直に申し訳ないと思います」と答え「党内において幹事長のもとで慎むようにと。そこで対応させていただきたい」と党で対処するとした。
だが蓮舫議員は「SNSで、国会議員は上級国民と拡散されているんですよ。えらい迷惑ですよ、私たち。国民にお願いしている立場として、怒るところじゃないですか?」と再び詰め寄った。
菅総理は「ですから、党で慎むようにと決めているので、党の方で対応してもらうと申し上げた」と回答。
蓮舫議員は「慎まなかったからこういうことになっている。じゃあ、二階幹事長に処分を命じますか?」と聞くと「幹事長室で、そうしたことについて通達を出しています。そこで対応してもらう。私が今、ここに立っているのは行政の長としての立場。そこについては党で対応をしっかり行うと言うこと」と答えた。
蓮舫議員は「怒りは感じないのか?」とさらに聞くも、菅総理は「ですから、私自身がこの場で国民のみなさんにお詫びさせていただいたということ。党内には、党内でこういったことを慎むよう通達がいっている。そこでしっかり対応してもらう」と発言していた。
コメント総数;77(16:00現在)
イ.確かに彼らのやらかしたことは極めて不謹慎であり、議員辞職でもいいくらいだと思います。ただそれでも別に法を犯した訳ではない。一方あなた(蓮舫議員)がごまかし続けていることは、立派な法令違反なのでは? そんな方が税金により多額の報酬をもらっていることには、日本人の多くが納得できていないと思いますが。
ロ.蓮舫さんも辻元さんも質問がどうも相手のあげ足をとる様なものだったり、話し方が感情的で相手を困らせてやろう、、というヤル気が満々なので、やり取りの時間が無駄になってしまう。もうちょいうまく質問して、きちんとした答えを引き出して政策が前向きになる様に努力をして頂きたいと思うのだが。
ハ.自身の問題を謝罪するのかと思っていたが、その事には全く触れず与党議員への批判、謝罪を出来ないのは人として恥ずかしい事です。人を責める前に自身が間違ったことをしたら謝罪をするのは当然であり、それが出来ない人が相手を責めて謝罪させるのは非常に怖い人です。
左派リベラルの急先鋒と目される蓮舫議員の発言を採り上げたのは、「平等」「公平」をどのように認識しているかのリトマス試験紙になると思ったからだ。政界とは無縁と思しきコメント(一般国民)のほうが、〝国会議員=上級国民″などと思い上がった蓮舫議員より遥かに「公平」「公正」な判断を下していると思う。蓮舫議員の発言を「為にする議論」と見抜いていなければ出来ない芸当だからだ。
世界に冠たる我国の〝民度の高さ″を、ここに見る思いがした。「民度」はイデオロギーではない。歴史や伝統によって育まれるものである。西洋発「自由主義」も「個人主義」も「全体主義」も「共産・社会主義」も「人権」も「グローバリズム」も支那発「中華思想」も、みんなイデオロギーに過ぎない。我国には、それら総てを受容しても、何時の間にか同化してしまう不思議な能力を備えている。その源泉たる根本思想が、共存・共栄、互助互恵を旨としているからではなかろうか。「独占」「独裁」の支配体制を覆すには、我国古来の「シラス思想」に注目してみる必要があろう。
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