久しぶりに時事ネタです。
以下、「百人の会」(増木重夫事務局長)のメルマガより転載。
江川紹子氏はあまり好きではないが、
「自分たちの『主張』に沿う事実だけを伝えているのが目に余る」
は、全く同感! マスキ
------------------------------------------------------------------
江川紹子氏「報道ステーション」の主張にダメ出し「誰もおかしいと思わないのか」
5/8(金) 11:31配信 東スポWeb
江川紹子氏「報道ステーション」の主張にダメ出し
「誰もおかしいと思わないのか」-江川紹子氏
ジャーナリストの江川紹子氏(61)が7日夜、自身のツイッターでテレビ朝日系「報道ステーション」の報道姿勢に疑問を呈した。
7日放送の「報道ステーション」では解説員が「ドイツや台湾、アイスランド、フィンランド、デンマーク、ノルウェーなど女性リーダーの国がコロナ抑え込みに成功している」などといった主張を展開した。
これに江川氏は「リーダーが女だからコロナにうまく対応した、という主張をしたい人たちには文在寅韓国大統領は邪魔みたい。まるで無視、というのはすごいわ」と隣国が抑え込みに成功した事実に触れなかった点を指摘。
加えて「ダメだと思うのは、『報道』番組なのに、『事実』より『主張』を優先するところ。『事実』から傾向を分析するんじゃなくて、自分たちの『主張』に沿う事実だけを伝えているのが目に余る」と厳しい論調で批判。
その上で「こういう発言を誰もおかしいと思わなかったのだろうか…?」と疑問を呈した。
ちなみに、女性がリーダーを務める国の人口100万人あたりの死亡数は、6日現在で台湾が0・25人と圧倒的に少ないが、ニュージーランドは4・16人と日本の4・22人とほぼ同じ。その他、ドイツが85・2人、デンマークが89・7人、フィンランドが44・6人、ノルウェー40・5人、アイスランドが27・4人となっており江川氏の指摘通り「報道ステーション」のフェニミズムを前面に出した主張には無理があると言わざるを得ない。
江川氏の発言と東スポ記者の記事、増木氏のコメントと三者の境界線がはっきりせず、判断がややこしい。
江川氏は、神奈川新聞記者時代、オウム事件の取材をとおして名を馳せたジャーナリストだが、どちらかと言えばリベラル寄りと観られていた。対する増木氏は右翼からも異端視された「在特会」出身。水と油の関係が面白い。
「百人の会」の増木氏とは面識がないし、会員になった覚えもないが、何時の間にかメルマガが送付されるようになった。想像の域を出ないが、何かのイベントに参加した際、署名した名簿が署名者の許可なく利用されたのかもしれない。尤も、当方も無断でメルマガを転載していてお互い様か。
フェミニズムとは女性解放思想のことで、その対象は「虐げられた女性」に限られることが前提だ。然るに、女性を標的に虐げるわけでもない重役数や就職の男女格差をなくせ、などとトチ狂った要求にエスカレートしている。だが、スポーツの男女別競技はけしからん、風呂は混浴、トイレを男女共同にせよ、などの要求はない。男女の性差が厳然とあるわけで、都合の悪いことには目を向けないダブルスタンダードが、彼ら(江川氏が疑問を呈する似非フェミニスト=急進的リベラリストども)の正体なのだ。
フェミニズムで想い出すのが、ピンクヘルメット姿が勇ましかった「中ピ連(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)」のオバサンたち、それと中国革命映画『紅色娘子軍』。前者が1972年、後者は1970年の出来事。「ウーマンリブ」と呼ばれた時代は、コトの是非を別にすれば、その要求には筋が通っていた。
関係ないけど、江川紹子氏は我が高校・大学の十一学年後輩に当たる。ただし、もちろん面識など全くない。
コメント