「福島海洋排出、韓国の100分の1」
文大統領にデータ突き付けた安倍首相
12/29(日) 11:12配信/韓国・中央日報
日本の安倍晋三首相が24日に中国の成都で開かれた韓日首脳会談で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「福島第1原発から排出される水に含まれる放射性物質の量は韓国の原発の排水の100分の1以下だ」と話したと産経新聞が29日に報道した。
韓日関係筋の話として報じたもので、「福島第1原発事故後、韓国が福島県の水産物をはじめとする日本産食品の輸入を禁止していることを念頭に、科学的な議論を行うよう求めた形だ。文氏は反論しなかったという」と伝えた。
新聞は「福島第1原発では現在、原子炉建屋に流れ込む地下水を減らすために設置したサブドレン(建屋近くの井戸)からで地下水をくみ上げ、浄化後、基準値を下回ることを確認した海洋に排出している」とした。
産経は日本政府の関連小委員会資料を引用し、「2016年のサブドレンからのトリチウム排出量は年間約1300億ベクレル。一方で韓国の主要原発である月城(ウォルソン)原発が16年に液体放出したトリチウムの量が約17兆ベクレルで、約130倍だった」とした。
安倍首相が会談で念頭に置いたのは、このデータ比較だったとみられる。
産経は「福島第1原発の周辺海域や外洋の状況をめぐっては、国際原子力機関(IAEA)が『放射性物質濃度は上昇しておらず、世界保健機関(WHO)の飲料水ガイドラインの範囲内にある』と評価している」と主張した。
産経によると安倍首相は文大統領にこうしたIAEAの評価をともに説明し、「科学的に冷静な議論が行われるべきだ」と訴えた。
新聞は「今年はバーレーン、コンゴ民主共和国、ブルネイが日本産食品の輸入規制措置を撤廃、欧州連合(EU)も検査証明書の対象地域・品目を縮小した」と指摘した上で、「韓国は輸入規制を緩和に動くどころか、逆に一部で放射性物質の検査を強化した」とした。
コメント総数;755
イ.
資料、データに基づいて証明するのは現代社会としては当然のこと。
彼等は妄想想像だけで己が正しいとしている。未だに。
植民地も徴用も売春も同じロジック。
データを示してほしいよな。
ロ.
天晴!安倍首相
これからもその調子でお願いします
その間は支持します
ハ.
韓国が反日であのような状況なのに
こういう報道をすることには勇気がいると思う
今回の中央日報の報道には敬意を表しますよ
前稿も本稿も引用したのは「日本語版」である。ハングル(韓国国内)版でも報道されたかどうかまでは把握していない。だが、こうした「(我らにとって)良心的な」報道姿勢が、次第に読者層を増やし共感した人々が、やがて中央日報社自体を信用できる報道機関と認めるようになるだろう。
なお、東京支局(日本語版発信元)の独断か韓国本社の意向を反映した所業かは不明だが、それはともかく、仮に韓国国内版で記事にしてないとすれば、「良心的」と称賛するのは早計に過ぎると思う。日本語版で日本人に耳障りの好い記事を出す一方、韓国国内版では韓国人が飛び付きそうな記事しか採り上げないとすれば、購読部数拡大を狙った単なるポピュリズム(大衆迎合主義)に過ぎないからだ。これが、韓国国内版の日本語訳であれば、ニュースとしての信憑性が増し、ホンモノの報道機関となり得よう。
政府間は無理でも、個人(民間)レベルで普通(対等)の関係を希求するなら、「反日」も「嫌韓」も相手を遠ざける効果しかないことに気付くべきである。何も急ごしらえの「親日」「親韓」になる必要はないが、少なくともお互い(の違い)を認め合う以外に道はない。
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