前稿の続きです。下記のようなネット記事があった。
韓国の反日不買運動は本物か?
7/25(木) 12:12配信-出典;WEDGE/崔 碩栄 (ジャーナリスト)
日本が半導体製造の材料として利用される3品目の韓国向け輸出における優待措置を廃止したことで、日韓両国間の対立が悪化している。優待措置の中止について韓国のマスコミや政府は「報復」、「経済侵略」などという過激な表現を用いて宣伝することで国民感情を刺激し、その刺激に率直に反応した国民は日本に対する反感を隠そうともしない。
その中でも日本のメディアで取り上げられ、注目を集めているのが「日本製品不買(不売)運動」という民族主義的、国粋主義的な運動だ。市民団体が日本ブランドであるトヨタ、ソニー、ホンダ、パナソニック、ユニクロなどに対する不買を訴えながら韓国で大人気のアサヒビールをぶちまけるパフォーマンスを、学生たちが韓国の筆記用具市場を席巻する日本メーカー、ジェットストリームやユニの筆記用具をゴミ箱に捨てながら日本産を 使うまいと宣言する姿がテレビや新聞を通じて紹介された。
韓国マスコミにも誇るべき市民、健気な学生という扱いで報道されたこれらの様子は恐らく現在の韓国社会が望む「理想的な愛国者」の姿である(彼らの勇姿を伝えるビデオカメラやデジカメの99.9%は日本製だが)。 ~以下省略~
【天に唾する】とは、まさにこのことである。「反日」を国是(?)とする隣国は可哀想な愚民集団と言わざるを得ない。自ら誇れるものが何もないから、何事をも他人(他国)のせいにし、妬みを抱く。挙句には、我田引水、牽強付会の限りを尽くして我が物としてしまう。
我々は「戦後憲法」をGHQの押し付け憲法と批判するが、彼らの「自主憲法(現行)」では、日本統治時代を全否定(非合法化)するところから始まっている。分かりやすく言えば、祖国を日帝(大日本帝国;彼国では侮蔑語)に乗っ取られていた、という誇大妄想だ。しかし、出発点が歴史的事実に反しているため、年月を経るに従って現実との乖離が著しくなる。常人なら現実に近づけようとバランス感覚が働くものだが、我国とは逆の意味で「ウリナラ(オラが国の)憲法」こそ”金科玉条”とする思い込み激しく、現実のほうを憲法に合わせようとしたがる。言い換えると、現実から逃避するあまり非現実的妄念が却って膨張するというわけ。
北の金正日は、表向きは反日を装いながら、陰では”寅さん映画”の大ファンだったとか。現首領金正恩の母親は、大阪生まれの高容姫。かつての在日朝鮮人である。したがい、その出自は南北ともに祖国を棄てた裏切り者と蔑む”在日”の末裔に過ぎない。厳格な長幼の序が残る韓国社会にあって、年下正恩に媚びるような文大統領の弱腰を、韓国民にはどう映っているのだろう。
そもそも「日帝(日本)=悪」と決めつける思考こそが誤りであるにも拘らず、それを理解しようともしない。而して、引用文のような【天に唾する】行為にも愛国者を気取っていられるのである。将来に禍根を残す自殺行為とも知らずに。
ところで、我国の文化を形容して【恥の文化】とされるが、彼国は【恨(ハン)の文化】と呼ばれている。同じ漢字起源でも、ハングル(韓文字)の「한(恨)」と日本語「恨み」とではそれぞれ意味合いが異なる。日本語では”他者からの仕打ちに対する憤怒・憎悪・悲嘆”を表現する語に過ぎないが、ハングルの場合、単なる恨み・辛みだけでなく、無念さや悲哀や無常観、(虐げる側である優越者に対する)憧憬や妬み、悲惨な境遇からの解放願望など、様々な感情を表している。
【恨の文化】
代々の王権や両班による苛斂誅求を極めた階級的支配に対する民衆の抵抗意識と、漢代の昔より幾度となく朝鮮半島を襲った異民族(漢族・モンゴル族・女真族ほか)による侵略・征服で、永続的な服従を余儀なくされた国辱を引きずり、大日本帝国による併合が「長い抑圧と屈辱の歴史」であったという事実を直視できない一方的な主張の元で行われる反日教育や、内外の圧倒的な力に依存せざるを得なかった朝鮮半島独特の文化である。 ~邦文「ウィキペディア」~
言いたくないが、文化依存症候群の一つ「火病(화병/ファッピョン)」も、こうした歴史が産んだ朝鮮民族特有の精神疾患とされる。
この度の「半導体輸出管理見直し」に対しても、彼らにとっての悪玉である日本から買わざるを得ない現実を直視出来ないから、終いには自縄自縛に陥ってしまう。何時までも嫌いな国に依存せずとも、自力更生策を捻出することのほうが先決と思うが、そういう前向きな発想は浮かばないのだろうか。
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