昨夕午後5時(現地時間=日本時間午後7時)に逗留先マンションを発ち、今朝午前11時半に帰宅致しました。今年は暖冬のようだが、タイから戻るとさすがに寒く感じる。
チェンマイCNX→バンコックBKK(最近は「バンコク」表記が定着してしまったが、昔は「バンコック」と呼んでいたし、このほうが原音に近いので、敢えてこう呼ぶ)間の搭乗予定機TG117便は、バンコックからの便が遅れたため、定刻19時20分発予定が20分遅発と決まった。往路は利用便が尽く早発で面食らったが、これが彼の国の本来の姿である。まぁ、タイ国内線から国際線への乗継時間を3時間以上取ってあるので、却ってヒマツブシ時間が減って喜ばしい限りであった。搭乗機はB77W(機体記号HS-TKY;2015年6月就航)、未だ機齢3年6ヶ月で比較的新しい部類に属する。羽田(HND)、成田(NRT)、大阪(KIX)、名古屋(NGO)にも度々飛来しているお馴染みの機材である。
国内線でも機内食が付く。メニューは鶏の照り焼き一択のみ。結構美味かったが、御飯がバターで炒めたみたいな味で口に合わなかった。デザートにオレンジムースまで出て来る。しかし、飛行時間が一時間足らずでは、ゆっくり味わうヒマなどない。
国内線→国際線乗継口は、意外と簡単に抜けられた。皮肉なことに、急いでないときほどスムーズに通過できるものだ。成田空港に到着免税店が出来たため、バンコック・スワンナプーム空港では何も買わずに済む。
さて、帰路国際線搭乗機TG642便の機材は、A330-343x(機体記号HS-TEP;2009年7月就航)。往路のHS-TENより3ヶ月ほど新しい。本機もフルフラット仕様に改装されていた。しかし、今夏乗った同じTG642便のA350最新鋭機と比べたら、機内照明・騒音・寝心地等の点において、かなりの遜色がある。
珍しく沖止めとあって、出発定刻23:55(日本時間01:55)の30分前にはF1Aゲートからバスで駐機場へ向かう。動き始めたのが午前0時10分頃、メインの19L滑走路が直ぐ傍にあるため、5分も経たないうちに離陸してしまった。おかげでビデオ撮影の準備が整わず、機体が浮いてからしか撮れず。往路では日本人客室乗務員が見当たらなかったが、いつも通り本便には乗務していた。
着陸は34R滑走路(いわゆるB滑走路)で、第2第3ターミナル側にあるため、定刻(午前7時40分)より15分早くランディングしたのに、第1ターミナル南ウイング43番スポットに駐機できたのは午前8時頃、やれやれ。近頃では、出入国審査が自動ゲートになり、行列を作ることもなくなった。その代わり、相手が機械だから「出国」「帰国」のスタンプもパスポートに押印してもらえない(係官に頼めば押してくれる)。
受託手荷物受取場に出来た到着免税店でメビウス10-100㎜サイズとマールボロ・ソフトパックの2カートン(免税価格¥6,600-)を購入せしめる。ピックアップ場に戻ると、我が荷物は既に回転台で回っていた。税関では、幾つか質問されたただけで荷物を改めるわけでもなく、無事通過。この間、飛行機を降りて約15分、大混雑した昔がウソみたい。
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