若い女性にブームが再燃 「韓流」なぜ10代に受けている?
(C)日刊ゲンダイ・・・10月26日(木)09:26配信より全文引用
韓国ガールズグループ「少女時代」のメンバー3人が所属事務所と再契約せず、脱退すると報じられた。8人が5人になるが、一世を風靡した少女時代も、今年で結成10周年。韓流ブームは遠い昔のように思うが、ここ最近、新大久保が賑わっている。
休日の駅前は身動きが取れないほどの混雑で、歩いているのはほとんどが10~20代の女性たちなのだ。
そもそも、日本で韓流ブームが起きたのは2004年の韓国ドラマ「冬のソナタ」がきっかけ。
その後09~10年ごろから少女時代をはじめ、KARA、BIGBANGなどK―POPが注目される。
ここ数年は日韓の政治的な問題もあり、新大久保は静かになりつつあったが、若い女性にブームが再燃。今年5月には、原宿・竹下通りに韓国の人気ファッションブランド「スタイルナンダ」が日本に初進出し、話題になっている。韓国事情に詳しいライターの児玉愛子氏がこう言う。
「9人組ガールズグループ『TWICE』の存在が大きいですね。K―POPグループですが、メンバーのうち3人が日本人。彼女たちのダンスは覚えやすい振り付けで、歌詞も耳に入りやすいと評判です。彼女たちのファッションやメークが日本の10~20代の女性たちにウケていて、『スタイルナンダ』も、その需要を見込んで進出したのでしょう。低価格の“プチプラ”ブランドなので、若い世代に人気です」
そのTWICEの日本進出も戦略だ。デビューしたのは2年前だが、今年になって一気に日本のテレビ番組や雑誌など露出を増やしている。
「冬ソナ時代の韓流ファンは、竹島や慰安婦問題の影響で離れていった人も少なくありません。さらに中心は70代で、いつでも韓国に足を運べる年代でもなくなりました。そこで韓国芸能界がターゲットにしたのが若い女性。歴史的な背景を気にしないうえ、女性ファンの方がお金を落としてくれるので“重宝”していると聞きます。格安航空も増え、お金がない若い層でも気軽に韓国に行けますからね」(児玉愛子氏)
そういえば、ヨン様はどうしているのか。
駅販売専門日刊紙なので、記事内容を全て鵜呑みにするわけにはいかないが、一昔前の「韓流ブーム」ファン層は、熟年女性が大半だったように記憶」する。当時の主要韓流ドラマは粗方録画して保っているから、大凡の理由が推測できる。即ち、昨今の国内ドラマから「失われた物」が韓流ドラマにはあるからと推察する。「失われた物」とは、人間の持つ「正邪」「善悪」「美醜」「真偽」「愛憎」などの相反する二面性のうち、よくないとされる片面を指す。具体的には【邪心】【騙し・ウソ】【憎しみ・恨み・嫉妬・僻み】【暴力(バイオレンス)・虐待】【セクハラ・パワハラ】【差別(語)・侮辱(語)】など。
「失われた物」としたのは、1970~80年代国内ドラマには未だそれがあったから。これらのドラマが再放送される場合、該当箇所の音声が潰してあったり映像も削除されている。甚だしきは欠番扱いとして電波に乗ることはまずない。放送業界が自主規制した悪名高き「放送コード」のせいである。【人間は誰しも自分にない物を求める】というのは私奴の個人的見解に過ぎないが、韓流では強くて逞しい男優が多い。「男女機会均等法」といった性差を無視した前代未聞の悪法などにより、男女とも「中性化」が進む我国に於いて、韓流男優に憧れる日本女性の深層心理が分かるような気もする。記事にあるヨン様ことペ・ヨンジュンはちょっとタイプが異なるように思うが・・・。
翻って現在の若い日本人女性の指向が、はたして《韓流ブーム再燃》とまでいえるだろうか。TWICEとかいう音楽グループのことはよく知らないが、全員女性(つまり同性)かつメンバーのうち3分の1が日本人(つまり同胞)だとか。形態も所属事務所が在韓国というだけで、国内アイドルグループのAKB48、乃木坂46、モーニング娘らと何ら変わりがない。要するに、数あるアイドルグループの中で、たまたまTWICEのファンも居るというだけの話に過ぎまい。
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