昨21日(日)は、朝午前9時にチェンマイの逗留先を発ち、午前0時前に無事自宅へ辿り着いた。
チェンマイ発午前10時10分発のTG103便(機体記号;HS-TKW)は、バンコクからの折り返し便到着が遅れたため、20分遅発となった。主にオスロ、コペンハーゲンなどの北欧路線に就航している今年8月導入の新鋭機材で、機種としてはB777-300ERである。
ロイヤルシルク(ビジネス)クラスは、長距離路線用にフルフラット座席になっていて、個室に近い設計である。反面、座席間に仕切りがあるせいか、スタンダード型B777-300機と比較すると、機内空間が狭く感じられてやや閉塞感がある。その点、往路で乗ったB787-8型機と同じ心理的作用に通ずるものがある。
機内食は、タイ風海老天とカボチャのフライ。海老天は意に反して甘い味付けだった。一般にこの種の添え物には、フライドポテトであることが多いが、カボチャというのも悪くない。ご飯が赤飯のような色が着いていたので五穀米だったのだろうか。結構美味しかったですよ。
バンコク・スワンナプーム空港では、3時間もの乗継ぎ待ち合わせ時間を持て余す。といっても広い空港なので、ぶらぶら探索しているうちに、いつの間にか時間が経過してゆく。タイ国地場産業“OISHI”ブランドの緑茶(350cc;60฿とバカ高かった)を買ってみたが、カタカナ書き“オリジナル”の看板に偽りあり。甘味料が入っているようで、やや甘く感じる。ただ、暑いときに喉の渇きを癒す飲料としては悪くないのかも。
羽田までの午後2時50分発TG660便(機体記号;HS-TKA)は、同じB777-300型でも“ER”が付かない初期型機種。今やバンコク~羽田線専用機と化したのか、前日もこの機材だった模様。こちらはフルフラットにならないが、座席間の仕切りがない分、機内空間が広く感じられて閉塞感が少ない。
機内食には7. 車海老のソテー バジルチリソース、ライス (PRAWN HOT BASIL)を事前予約しておいた。今朝と同じ海老でも唐辛子が効いて激辛だが、実に美味しい。ライスはタイ米なのかインディカ種で粘り気がないが、不思議と激辛料理に合っていて美味しく感じる。以上はあくまで「主菜」で、前菜としてまずは海老焼売が出て来る。今日は“海老責め”である。デザートはフルーツ、コーヒー、チョコケーキ。ライスを喰ってながらパンまで付いてくる。無国籍風の世にも珍しい食事であった。
飛行時間5時間足らずで定刻より30分ほど早く、午後10時過ぎには羽田空港に着陸。おかげで午前0時前に自宅へ着いて、“午前様”にならずに済んだ次第であります。
いやぁ、それにしても日本は、さすがに寒いですな。
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