W杯コートジボワール戦、タイでもTV生中継されてました。買ったMP3の整理に忙しく、視ませんでしたけど。終わってみればヌカ喜びだったようで、真に残念でした。しかし、FIFA世界ランキングからすれば、日本代表はC組の最下位が指定席に違いない。以後、勝敗を度外視して、愉しまなくっちゃ、ね。
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それでは、『タイの音楽メディア評』の第三回目にゆきましょう。
3.MP3 Grammy - 30th Anniversary - Male
これは前稿で採り上げた盤の男声篇。冒頭にアッサニー・ワサン兄弟が入っており、これだけ知ってただけで他の曲は全く聴き憶えがない。おそらく、ジャケット写真に釣られて女性歌手ばかりに関心を寄せ、男の歌に興味が湧かなかったせいであろう。
さっそく幾曲か聴いて(視て)みることにしよう。
1.ได้อย่างเสียอย่าง by อัสนี & วสันต์ โชติกุล(アッサニー&ワサン・チョティクン)
初訪泰時(1989年)、バンコクはスクンヴィット通りの露店で“いの一番”に買ったタイポップスのカセットテープ第一号。後にCD盤も購入してある。当時、BS-NHK(アナログ放送だった)に『アジアの歌謡番組』とかいう放送枠があって、タイポップスのコーナーも設けられていた。もちろん、地方色豊かなルークトゥンやモーラム系楽曲はオミットされており、存在すら知らなかった。
ルークトゥンに興味を覚えたのはずっと後年のことである。知り合いの運転手が運転中にこれらの歌を好んで流していたから。如何にもタイの田舎らしいのんびりした節回しが、ドライブ中の情景と融合して頗る耳に心地よかった。
その点、タイポップスには国際標準的な聴き易さがある。反面、タイ語で歌われる以外はローカル色が甚だ希薄で、無国籍なイメージを免れない。
34.คนใกล้ตัว by อิงค์ อชิตะ(イン・アシュタ・プラモード)
YouTube映像を観ると、カセットテープ音源であることが窺え、時代を偲ばせてくれる。
39.แทนใจ by ศิรศักดิ์ อิทธิพลพาณิชย์(シラサク・イティポンパニー)
タイポップスには珍しい悲劇的な歌。映像から想像するに、TVドラマの主題歌なのかも。こんな曲もあるという意味で採り上げてみたが、全く聴き憶えのない曲です。
以上、おしまひ。
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