二日間ほど更新が滞ってしまった。言い訳がましいが、いつもの怠け癖が出たわけでなく、サーバーがダウンして物理的な理由により更新できなかったのである。在米サーバーのため、サポートも英語のみ。我が貧しき英語力では判然としないが、どうやらサイバー攻撃に遭ったらしい。しがない我がブログが狙われようはずもなく、標的は他だったに違いないけど、それほどの影響力を持ちたいものである。
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この年、辛くも高校進学を成し遂げた。その反動からか、放蕩三昧。ゆゑに、この時期のポピュラー音楽に関しては結構詳しいですよ。なにせ、リアルタイムで書き写したベストテン史料(?)さえ手許に取ってありますからね。
☆ 太陽の下の18才 by 木の実ナナ(昭和38年)
☆ オリジナル盤
Go-Kart Twist by Gianni Morandi(昭和37年)
曲名を巡っては非常にややこしい。『太陽の下の18才』とは、もとをただせばこの歌を挿入曲とした映画邦題だが、原題の『Diciottenni Al Sole』を直訳すると【太陽の下の十代の若者たち】になる。しかし、もともとの曲名は『Go-Kart Twist』。そのまま【ゴーカート・ツイスト】という言い方もあるが、映画邦題に肖ってか『サンライト・ツイスト』という呼び方まであって何が何だかわけがわからなくなってしまう。現実には、曲名も映画と同じく『太陽の下の18才』として広く知られているし、自分もそういう認識である。
所有しているのは伊藤アイコ(CD復刻)盤なれど、木の実ナナ盤が最もヒットしたと思う。YouTube映像は件のフジテレビ『ザ・ヒットパレード』だそうだが、こんなにお上品だったかなぁ。おのれの記憶にあるのは、Gパンにノースリーブかつヘソ丸出しのあられもない恰好で歌ってた、ということ。確か当時まだ16歳にしてこれがデビュー曲なのだから、あまりのギャップにたまがってしまう。
☆ シェリー by 佐野修・九重佑三子(昭和38年)
☆ オリジナル盤
Sherry by The Four Seasons(昭和37年)
石川進や坂本九の姿がチラッと写るYouTube映像は、これも『ザ・ヒットパレード』の一シーンだと思う。当時だからおそらく生放送だったのだろうけど、おのれの記憶とは違っていて戸惑ってしまう。というのも九重佑三子という人は、カジュアルでボーイッシュなイメージしかなかったのに、派手なステージ衣裳なんか着込んじゃって。
☆ いちごの片想い by ベニシスターズ(昭和38年)
残念ながらネット上に音源なし。
☆ オリジナル盤
Tonight You Belong To Me by Nancy Sinatra(昭和38年)
日本でのみ流行った曲。したがって、オリジナル盤さえネット上には殆ど見当たらないレア物と化している。自分はベニシスターズCD復刻盤を所有。ザ・ピーナッツ、中尾ミエ、金井克子など、当時の錚々たる歌手たちが競ってレコーディングしているにも拘わらず、にですよ。どうしてだろう。
☆ ヘイ・ポーラ by 田辺靖雄&九重佑三子(昭和63年)
☆ オリジナル盤
Hey Paula by Paul & Paula(昭和38年)
日本語盤オリジナル(妙な言い回しか)音源が見当たらないので、上記映像を代用。田辺靖雄のお相手は、もともとは梓みちよ。この年、『こんにちは赤ちゃん』でレコード大賞を獲っている。
* ご参考 *
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