韓流ドラマばかりに注目しすぎた。五月には恒例の訪タイを控えている。タイのTVドラマに関心がないわけではないが、悲しいかなタイ語を解せない。韓流と違ってタイドラマは殆ど日本には入ってこないし、現地で観ようにも言葉が解らないと喜劇ですら笑えない。
でも、捜せばあるんですねえ。『エアホステス♥天使のラブウォーズ♡』(2008年Ch.V-TV)なる邦題が付いたスチュワーデス物語みたいなドラマを見つけました。
http://www.cinemart.co.jp/airhostess/
そう言えば、タイオリジナル盤を現地DVD店で見かけた気がします。しかし、原題の《สงครามนางฟ้า》(そんくらーむ・なーんふぁー)を直訳すると《妖精の戦争》になるんですけどねえ。あっそうか、副題が《天使のラブウォーズ(恋愛戦争)》だから、即ち《妖精の戦争》ってことですね。
公式ページによると、題名にふさわしく過激な内容であったため、誤解を招くとしてタイ国際航空(TG)の労働組合から放送禁止の厳重抗議があったという。
韓流にも言えることだが、総じてタイの映画やドラマは、ハリウッド映画張りのエンターテイメント性を重視した騒々しい作風である。従って、わたくし好みの詩情豊かな文芸作品を期待するほうが無理。それらしいドラマがあるにはあるが、いつも陽気なタイ人の趣味ではないみたいで、極めてマイナーな存在に甘んじている。
それでは、無料の本編第1話を観ていただきましょう。娯楽として視る分には、それなりに愉しめると思いますよ。
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