第一學年用第一六課「親の恩」
一、軒(のき)に巢(す)をくふ燕(つばめ)を見(み)たか。
雨(あめ)の降(ふ)る日(ひ)も風吹(かぜふ)く日にも、
親(おや)は空(そら)をばあつちこつち飛(と)んで、
蟲(むし)をとつて來(き)て子(こ)に食(た)べさせる。
二、ひよこ育(そだ)てる牝雞(めんどり)見(み)たか。
ここここここと子供(こども)を呼(よ)んで、
庭(には)の隅(すみ)やらはたけの中(なか)で、
餌(ゑ)をば探(さが)して子(こ)に拾(ひろ)はせる。
燕と雌鶏に喩えた修身に繋がる唱歌です。メロディーも歌詞もまったく聞き覚えがありません。『教育勅語』的色彩が嫌われて、戦後になって真っ先に抹殺されたのでしょうか。もったいない歌です。
ありがとうございました。
コメントを投稿
コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。
アカウント情報
(名前とメールアドレスは必須です。メールアドレスは公開されません。)
コメント