第三學年用第二四課「冬の夜」
一、燈火(ともしび)ちかく衣縫(きぬぬ)ふ母(はは)は
春(はる)の遊(あそび)の樂(たの)しさ語(かた)る。
居並(ゐなら)ぶ子(こ)どもは指(ゆび)を折(を)りつつ、
日數(ひかず)かぞへて喜(よろこ)び勇(いさ)む。
圍爐裏火(ゐろりび)はとろとろ、外(そと)は吹雪(ふぶき)。
二、圍爐裏(ゐろり)のはたに縄(なは)なふ父(ちち)は
過(す)ぎしいくさの手柄(てがら)を語(かた)る。
居並(ゐなら)ぶ子(こ)どもはねむさ忘(わす)れて、
耳(みみ)を傾(かたむ)け、こぶしを握(にぎ)る。
圍爐裏火(ゐろりび)はとろとろ、外(そと)は吹雪(ふぶき)。
この唱歌も、知らない人はいないでしょう。
でも、このような情景は遠い昔になってしまいましたね。
ありがとうございました。
コメントを投稿
コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。
アカウント情報
(名前とメールアドレスは必須です。メールアドレスは公開されません。)
コメント