以下は、「拉致被害者全員奪還!第一回奈良大会」に参加しての所感です。
昼前に着いたので、近鉄奈良駅近くの食堂に入った。客は私一人だけ。女将さんに昔話の相手をしてもらった。会場の所在を訊ねると、
女将「今日は何がありますの?」
私(襟のブルーリボンバッジを指差し)「これですよ。」
女将「偉うおますな。応援しとります。頑張りやっしゃ!」
と篤い声援を背に受けて会場へ。
会場は満席、かつ全員の視線が演壇の一点に注がれる。心が一つになっている証であろう。みんなの真剣な眼差しは、実に美しい。
ところが、たった一人、醜悪な者がいた。立派なカメラを持った男がガムを噛みながら撮影していた。ブルーリボンも名札もなく、誰とは断定できないが、場所柄もわきまえず、無礼極まりない輩である。集中していたので、どなたも気づかれなかったと思う。名札があったら、あれほどふてぶてしい行動がとれたろうか。
特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は、彼を意識したのかどうかわからないが、講演の中で、「ひょっとしたら、この会場に一人ぐらい敵のスパイが紛れ込んでいるかもしれません。」と言われたので、会場の爆笑を誘った。
ところで、この荒木代表をはじめ、西村真悟代議士、三宅博八尾市議など、軍事行動の必要性について、堂々と言及しておられた。家族会の方々も、既に決意されていることと思います。ただ、軍事行動となれば、一般国民が参画することは叶わない。「銃後」を護ることぐらいしかできない。能動的にできることは、自衛隊に感謝しつつ貶める輩を糾弾し、政府を後押しする世論を形成することであろう。
2006年10月9日(月)の記事
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