今は忌み嫌われる『八紘一宇』という言葉が大好きだ。地球全体を「大家族」に見立て、各家庭を最小単位とする。家庭内の親、子、兄弟、夫婦の関わり方さえ習得しておけば、グローバルに、かつどんな場面にでも応用できる。
学校でも、職場でも、地域社会でも、国家間でも、相手を、親、子、兄弟のどれかに見立てて対応すればよいし、男女間の問題は夫婦に置き換えてみる。
例えば学校では、先生は親、児童は子、児童間は兄弟だ。上級生は兄、下級生は弟、先生同士でも、先輩は兄、後輩は弟。実にわかりやすく、理に叶った考え方ではないか。
昔のCMにあった。
「地球は一家。人類皆兄弟。」
この言葉は、『八紘一宇』を表したものではないのか?「地球市民」なら良くて『八紘一宇』はダメ???
「近きより遠きに及ぼす」鉄則に照らせば、偽善・背徳・逆臣・売国行為を見抜くことができるのだった。
『皇室伝統』、『大和心』(大和魂)、『教育勅語』、『八紘一宇』、『家族制度』等、いずれも相互不可分の、世界に誇る日本の文化財だと思う。
2006年7月18日(火)の記事
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