古い映画を観たりすると、『そういえば、使っていたなあ。』という懐かしい言葉が、ときどきでてくる。昔にあって、最近はあまり使われない言葉を探してみた。
(語意は「広辞苑」による)
1.a)「かすとり」 b)「かすとり雑誌」
2.「ヒロポン」(Philopon)
3.「番傘」(ばんがさ)
4.「灯火管制」(とうかかんせい)
5.「氷嚢」(ひょうのう)
6.「蚊帳」(かや)
7.「簾」(すだれ)
8.「湯湯婆」(ゆたんぽ)
9.「土人」(どじん)
10.「支那」(しな)
* 解答の部 *
1.a)米またはイモから急造した粗悪な密造酒。
b)低俗な記事を中心とした雑誌。
三合も飲むとつぶれることから、三号で廃刊になる下らない雑誌。
2.覚醒剤の一種。連用によっては中毒。
3.竹骨に紙を張り油をひいた粗末な雨傘。
4.夜間、敵機の来襲に備え、減光・遮光・消灯をすること。
5.氷片や水を入れて患部を冷やすのに用いる袋。
6.蚊を防ぐために吊り下げて寝床をおおうもの。
麻布・木綿などで作る。
7.細い蘆または細く割った竹を糸で編み列ねて垂らすもの。
日光遮断に使用。
8.なかに湯を入れ、寝床などに入れて身を温めるのに用いる道具。
9.未開の土着人。軽侮の意を含んで使われた。
10.外国人の中国に対する呼称。
わが国では江戸中期以来第二次大戦末まで用いられた。
近時「支那」の表記を避けて多くシナと書く。
2006年2月20日(月)の記事
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