いまはオフシーズンの野球だが、日米で比較してみると面白い。
1.試合の楽しみ方の違い
・米国‥‥文字通りプレイ(遊び)を楽しむ。
勝敗は二の次で、主にすばらしい個人技を期待し、楽しむ。
・日本‥‥プロ(職人)の業(わざ)を、仕事に例えて楽しむ。
個人技よりも、試合展開の推理を楽しむ。
2.基本姿勢の違い
・米国‥‥とにかく、力一杯投げて、力一杯打って、力一杯走る。
・日本‥‥技術の向上・作戦面に重きをおく。
3.敬遠四球やバントに対する考え方
・米国‥‥ファンはバントを見に来ているわけではない。
故意に勝負を避けるのは卑怯なやり方。
・日本‥‥勝利のためにはやむを得ない。野球は団体競技である。
4.結論
日本はあくまで団体競技として野球を見る。したがって、しばしば会社に例えられ、監督(社長)の指揮下、いかに選手(社員)がチーム(会社)の勝利(業績)に貢献したかを評価される。‥‥組織優先
米国はあくまでプレイ(遊び)としてベースボールを楽しむ。ひいきチームが勝つにこしたことはないが、選手の力一杯のプレイに満足する。‥‥個人優先
2006年2月12日(日)の記事
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